【保健師】体験談企業保健師はデスクワークもたくさん!働く前に事前に求められそうなデスクワークをチェック!
2016年04月19日
こんにちは、保健師転職のアポプラス保健師ライターチームです。
企業保健師というと、健康診断や健康セミナーの開催、最近では
ストレスチェック診断などがあります。
企業で働く人と接する機会が多い仕事のように思いますが、
実はデスクワークも多いよう。
中には仕事の4割近くがデスクワークであるという企業保健師もいます。
前職での看護師経験や、保健師経験の中で、デスクワークの割合が
少なかった方にすれば「なぜこんなにデスクワークが多いの?」と
驚かれるかもしれません。
そこで事前にどんなデスクワークが必要なのか探っていきます。
企業保健師のデスクワーク
パソコンを使ったデータの取りまとめ
企業ではあらゆる書類がパソコンで作られています。
ワードやエクセルを使ってデータをまとめたり、報告書をパワーポイントで作ったり、パソコンは必需品なのです。
その流れからか、企業保健師が行うデータ管理もパソコンで行うのが当然という流れになっています。
求人情報にも求められるスキルの中に「ワード・エクセル」と書かれている場合があるのも、このような理由からです。
では、具体的にどのようなデータをまとめるのでしょうか。
第一に考えられるのは、健康診断結果の取りまとめです。
健康診断の結果を一人分ずつ取りまとめるのはもちろん、どのような問題を抱えている人が多いのかを抽出することもあります。
さらに抽出した人に対してどのような対応をすればよいのか、またどのような健康セミナーを実施すればよいのかを検討する際の
資料として形にすることも必要です。
2015年12月に導入されたストレスチェックなども同様で、勤め先の企業によってはそれらのデータをまとめるのも企業保健師の
役割となっている場合があります。
パソコンのスキルがない人が企業保健師としてやっていく場合
このような話を聞くと、パソコンスキルがない方にとっては「私にはとても無理」と思われるかもしれません。
しかし一人分ずつのデータをエクセルにまとめておけば、エクセルの計算機能を使って簡単に抽出することができるので、
実は難しい作業ではありません。
また資料用にグラフを作成したり表を作成したりといった作業も、エクセルの機能で簡単に行えます。
初めての作業で戸惑うかもしれませんが、どれも仕事をする中で覚えていけます。
特に企業保健師の場合、勤め先の規模が大きい場合も多く、保健師も複数いることが一般的です。
保健師としての仕事と同時に、デスクワーク関連の仕事を覚えていくこともできると思いますので、安心してください。
ただ就職を希望する際には、パソコンの扱いに慣れておく、キーボードの打ち方ぐらいはわかるようにしておくなどすることで、
就職しやすくなることも考えられます。
企業保健師は「デスクワークが多い」しかも「パソコン作業が多い」という点を自覚し、スキルアップをはかるとよいでしょう。
目指せ!デスクワークもこなすマルチな保健師
企業保健師は、企業で働く人々の健康面はもちろん心の健康のサポートを担うのも、大切な仕事です。
そういった仕事をしたいから、企業保健師を目指すという方も多いことでしょう。
しかし実際はデスクワークも多く、働いてから「思っていた職場と違った」と悩む方もいるかもしれません。
そうならないよう企業保健師を目指す方は、今回の記事を頭の片隅においていただければと思います。
企業保健師は「健康面のサポート」「デスクワーク」どちらかだけを行えばよいということは、まずありません。
せっかく企業保健師を目指すのですから、パソコンスキルも磨き、デスクワークもマルチにこなす保健師となって
活躍していただければと思います。
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