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【保健師】業界情報保健師免許取得のための重要な2ステップとは?

2015年10月09日

こんにちは、保健師転職のアポプラス保健師ライターチームです。

看護師という国家資格をお持ちの方ならご存じだと思いますが、国家資格である「保健師」の免許を取得するのは、簡単なことではありません。
大学や短大に通ったり、保健学科のある専門学校に通ったりして勉強する必要があります。今は大学に通い、看護師と保健師の資格を同時に取得するという方法もありますが、大学に入れば誰でもチャレンジできるわけではなく、成績上位者のみなど、同時に取得できる人数が制限されるようになっています。

ここでは、すでに看護師の資格をお持ちの方が、保健師免許を取得するための2つの重要なステップをお話ししましょう。

保健師の求人・転職特集はこちら

保健師免許取得のための第1ステップ
保健師の専門学校へ通い、学ぼう!

保健師の免許を取得するためには、保健学科のある専門学校に通うことが必要です。
働きながら勉強したいから、自宅で通信教育などを利用したいと考える方もいらっしゃると思いますが、残念ながらそういった制度はありません。

保健師を目指す専門学校は各地にありますが、47都道府県すべてにあるわけではないようです。2016年4月に開校予定の学校などもありますので、通いたい地域、もしくは通える地域に保健師の専門学校があるかどうかチェックしてみてください。
歴史のある専門学校では「国家資格合格保証制度」「完全就職保障制度」をうたっているところもありますので、学校選びの参考になるでしょう。費用は100万~200万程度かかるようです。夜間の場合はもう少し費用を抑えられます。

保健師の免許取得のためには学校へ通うことが必須で、通信教育などでは学べないとお話ししましたが、その理由は保健師のカリキュラムの中で「実習教育」が重要視されているからかもしれません。事実、平成23年1月に保健師教育の指定規則が改正され実習単位が増えています。

保健師免許取得のための第2ステップ
保健師国家試験とは?

「保健師国家試験」は、保健師助産師看護師法(昭和23年法律第203号)第18条の規定により、厚生労働省が実施します。
基本的に年に1回、2月に試験を実施し、3月に発表が行われます。試験科目は、「公衆衛生看護学」、「疫学」、「保健統計学及び保健医療福祉行政論」です。(平成27年実施の試験内容)

第100回の保健師国家試験を例にみてみると、午前の部(10時45分~12時)では55問を出題、午後の部(13時55分~15時15分)で55問を出題、合計110問が出題されていました。回答はマークシート方式になっています。試験問題の内容は「過去問問題集」などでも確認できますし、厚生労働省のホームページでも閲覧することができます。また過去問を解くアプリ(有料)なども販売されています。

保健師の合格率は平成26年に実施された「第100回保健師国家試験」のデータを見ると、出願者数17,592人、受験者数17,308人、合格者数14,970人、ずばり合格率は「86.5%」という結果でした。
過去にさかのぼってみると、25年は「96.0%」24年は「86.0%」23年は「86.3%」22年は「86.6%」21年は「97.7%」となります。
「意外と高い数字だと思われませんか?勉強に、まじめに取り組めば、かなり高い確率で合格率できると考えてよいでしょう。

保健師免許取得までの道のりは2ステップ
興味がある方はぜひチャレンジを!

最後までお読みになった感想はいかがですか?「保健師になるには、資格が必要だと初めて知ったわ」という方もいれば、「保健師になるには、学校に通わなくてはいけないのか」「通信教育があればよかったのに」「保健師の合格率は意外に高いんだな」など、さまざまな感想をおもちになったのではないでしょうか。

今現在、看護師の資格をおもちで、もし保健師の仕事に興味があるという方は、ぜひ時間のあるときに保健師の資格取得にチャレンジされることをおすすめします。
なぜなら保健師の免許取得に向けての勉強は大変ですが、合格率は高くなっているからです。つまりしっかり勉強すれば合格できる可能性は約90%程度となりますので、興味があるという方がチャレンジする価値はおおいにあると思います。
もちろん学校に通うにはそれなりの費用も必要ですし、子育てしながら働きながら・・の勉強は、かなり厳しいものとなるでしょう。

それでも保健師の免許を取得しておけば、これから先「看護師」「保健師」両方の働き方を選ぶことができます。
看護師は一生働くことのできるすばらしい仕事ですが、勤め先によっては土日祝日の出勤があったり夜勤があったり、体力的にも精神的にも厳しい状況に陥ることもあります。結婚や妊娠、出産で環境が変わったときにも、より条件のよい職場で働ける可能性が広がるのも「保健師」の魅力です。またメンタルヘルスケアが重要視される今、保健師の存在は必要不可欠です。
保健師が必要とされる場面は今後ますます増えていくことでしょう。ですから「保健師」という新たな選択肢をもっておくことは、今後の人生において役立つことに間違いはないと考えられます。ぜひ前向きにご検討なさってください。

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