【保健師】給料ぶっちゃけ保健師と看護師ってどっちが年収いいの?

2014年11月13日
同じ働くからには、たくさんお金がもらえるほうがいい・・・というのはホンネですよね。
保健師の資格をもっている人は、当然、看護師の資格ももっているわけですから、「保健師」「看護師」どちらのお仕事をすることも可能なわけです。
そこで、気になるのが年収。
実際のところ、保健師と看護師の年収はどちらが上なのでしょうか?
人には聞けない「お金の話」ですが、働く上では、きちんと知っておきたいところです。
では、そっとのぞいてみましょう!
平均年収は保健師が上!?
しかし、年齢やキャリアで看護師の年収のほうが高い場合も
ネット上で公開されている看護師の平均年収は「469万円」、保健師の平均年収は「528万円」ということです。
単純にこの金額だけをみると、保健師のほうが年収は高いという結果になります。
ただし、平均月収はいずれも「32万円」といわれていますので、賞与などで差がついているのかもしれません。
一方、あるアンケートによると、
看護師:平均年齢30歳:平均年収400万円以上500万円未満
保健師:平均年齢32歳:平均年収300万円以上400万円未満
という結果もでています。
年齢やキャリア、勤め先によっても年収は大きく変わってくる場合があります。
「看護師」「保健師」どちらが年収が高いか?は一慨にはいえないということですね。
年代別看護師の年収
年齢・キャリアを重ねるごとにアップ!
看護師の年収について、具体的にみていきましょう。
看護師、準看護師、男性、女性でも多少違いがあるようですが、
ここでは、正看護師として働く女性の年収についてお話しします。
20代:平均年収(想定)408万円
30代:平均年収(想定)458万円
40代:平均年収(想定)501万円
50代:平均年収(想定)539万円
以上のような結果になりました。
年齢・キャリアを重ねることで、給料がアップしていることがわかります。
また、看護師といっても勤め先は病院だけではありません。
企業などで働く看護師もいます。企業といっても、大企業から、中小企業まで、規模はさまざま。
年収も400万円~800万円と大きな差があるようです。
産業保健師と行政保健師
年収が高いのは、ぶっちゃけどっち?
保健師は、主に企業や大学で働く「産業保健師」と、保健所や保健センターで働く「行政保健師」とに分けられます。
それぞれの立場、また職場によって年収は違います。
一般的に、産業保健師の平均年収は500万円~600万円といわれています。
行政保健師は500万円前後といわれており、このデータからみると、産業保健師の年収のほうが多少上になると考えられます。
ただし、産業保健師といえば、働き先は大企業、中小企業、大学などさまざまです。
働き先によって大きく年収も変わるようで、年収300万円という方もいれば、1,000万円を超えるという方もいらっしゃいます。
ここでも平均値はあくまでも参考としてみておくとよいでしょう。
年収だけでは比較できない!
看護師と保健師、年収は職種の差ではなく働き方にあった?
看護師と保健師、いろいろなデータから年収をみてきましたが、「どちらが高い」という結果はみえてきませんでした。
平均値だけでいえば「保健師に軍配があがった」というところでしょうか。
一般のお勤めをされている方でも、職種が同じだから年収が同じかというと、そうではありません。
看護師、保健師の世界でも、同じことがいえるのです。
年齢、キャリアはもちろん、働き先(病院なのか、保健所なのか、大企業なのか、中小企業なのかなど)によって、
大きく変わるのが年収なのです。
逆にいえば、今は子育てが忙しいから給料は少なくなるけれど、
仕事の量を減らして(パートで働く、日勤のみで働く)働こうとか、子育ても一段落したから、仕事の量を増やして働こう、
給料アップを目指して、大企業に就職しようなど、目的をもってキャリアアップすることも可能です。
ライフスタイルにあった働き方をしつつ、満足のいく年収を得られるような職場を見つけていきたいものですね。