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【保健師】給料産業保健師VS行政保健師、年収を含め違いをリサーチ!

2015年10月05日

こんにちは、保健師転職のアポプラス保健師ライターチームです。

簡単にいうと産業保健師は民間の企業などで働く保健師で、行政保健師は
公的機関である保健所や保健センターで働く保健師のことをいいます。
産業保健師は、保健師の資格があればOKですが、行政保健師は公務員試験にパスする必要があります。つまり行政保健師は、保健師という国家資格をもつ公務員でもあるのです。
行政保健師は地方公務員として安定した地位が確保される、大手企業に勤める
産業保健師は福利厚生などが充実しているなど、それぞれにメリットはあります。

では、産業保健師と行政保健師、年収に差はあるのでしょうか?
保健師として働く際に「産業保健師」になるか「行政保健師」になるかは大きな選択。どちらの保健師として働こうか迷っている方のために、年収をはじめ、産業保健師と行政保健師の違いを細かくご紹介していきます。

保健師の求人・転職特集はこちら

差は100万!?
行政保健師と産業保健師の年収

行政保健師も産業保健師も、働く場所によって年収は違います。
一般的なデータをみてみると、行政保健師の平均年収は500万円前後、産業保健師の年収は500~600万円といわれているようです。

ただこれはあくまでも平均年収。どちらのほうが給料が高いかとは一概にはいえません。あるデータをご紹介しましょう。
平成28年度採用、愛知県の行政保健師の初任給は大卒で約227,700円と発表されています。これに12を掛けると約270万円。
総務省発表の「地方公務員各都道府県データ」より算出された愛知県地方公務員のボーナス支給額は160万5,300円。
勤めてすぐの人が160万円のボーナスを受け取るとは考えにくいですが、1年目から年収は400万程度と推定されます。
(愛知県の平均年収は都道府県ランキングで9位となっており、比較的高い金額と考えてよいでしょう)
愛知県「平成28年度採用愛知県職員(保健師)募集案内」参照新しいウィンドウで開きます

一方、産業保健師の初任給については具体的なデータはありませんでした。
保健師求人情報を元に推察すると、月給は20万円~、年収は300万円~となっていることが多いようです。

つまり平均年収というデータでは産業保健師のほうが年収が高いようにもみえますがあくまでも平均値であり、勤める場所により年収は変わるというのが事実です。

お休みや待遇など
行政保健師と産業保健師の差は?

行政保健師は公務員なので、土日・祝日休み、育児休暇がとりやすいなどの面があります。公務員ならではの安定度は高いでしょう。
産業保健師も基本、土日・祝日休みというところが多いようです。企業によっては、福利厚生・各種手当などが充実していることが、大きな魅力といえるでしょう。行政保健師も産業保健師も、夜勤はほとんどありません。どちらも繁忙期など、場合によっては残業が必要なこともあります。

しかし、年収のところでお話ししたのと同様、勤める地域、会社によって差がでることが多いのが現状です。

業務内容の違いはどんなこと?
行政保健師と産業保健師、大きな違いはココ!

保健所や保健センターで働く行政保健師は、対象となるのが地域の人々。対象者の年齢はさまざまで赤ちゃんからお年寄りまで幅広くなっているのが特徴です。担当業務によっては「高齢者だけの対応」「幼児健診など子どものみの対応」などということも考えられますが、長年働くことでさまざまな担当につき、幅広い年代の方の対応をすることになるでしょう。
地域の人にとって「頼りがいのある保健師さん」となるためには、それぞれの年代の方に合わせた対応を求められます。

一方、大学で働く産業保健師は、対象となるのは学生と大学で働く職員。企業で働く産業保健師の対象者は、ビジネスパーソン。
つまり青年~壮年にかけての大人の方の対応に絞られます。どう対応するかは、その職場や大学の雰囲気に合わせることも必要です。
アットホームな会社であれば比較的やわらかい対応が必要かもしれませんし、大企業であれば保健師も大企業のルールにのっとる必要があるでしょう。

行政保健師と産業保健師
どこをポイントに選ぶ?

ここまでご覧いただき、行政保健師と産業保健師、どちらで働こうと思われましたか?
高齢者やお子さんの対応もしていきたいという方には行政保健師が、働く人々を応援したいという方には産業保健師が向いているかもしれませんね。一方で、対象となる人は、どんな人でも構わない。
今よりさらに年収をアップさせたい!もっとステップアップしたい!という人は、産業保健師を目指すのがおすすめです。
公務員は一定の給与が定められていますが、企業で働く場合、能力によって差が開くことがあります。
役職が変わることで給与や賞与が変わることもあります。また、企業によっては保健師が勉強する環境を整えてくれているところがあるのも魅力。定期的に勉強会を開いたり、本社に保健師を集めて講習会を開いたり、なおかつ費用は会社が負担してくれるという
ところもあります。チャレンジ精神旺盛な方、スキルアップを目指す方は、産業保健師を目指してみるのもよいかもしれません。

保健師は一生ものの仕事です。年収も大切ですが、就職を決めるときはそれだけでは不十分です。
自分がどんな保健師になりたいのか、どんな保健師を目指したいのかを考慮したうえで、産業保健師か行政保健師どちらを目指すのか、じっくり決めていただければと思います。

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