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【保健師】体験談男性?女性?性別的に保健師はどっちが有利?現役保健師に直撃してみました!

2015年08月20日

こんにちは、保健師転職のアポプラス保健師ライターチームです。

保健師はもともと「保健婦」と呼ばれていて、女性のみの仕事でした。
1993年(平成5年)の法改正により男性も保健師を目指せるようになり、名称も
「保健師」として統一されています。厚生労働省の調べによると、平成8年の男性
保健師は44人、平成10年は86人、平成12年は148人、平成14年は189人、平成16年は
281人となっており、毎年増加傾向にあることがわかります。そうはいっても割合に
すれば女性が99.3%、男性0.7%ですから、男性には不利な職場のように感じる方も
多いかもしれません。

実際に保健師として働く際に性別的な有利・不利はあるのでしょうか?
現役保健師の声を元に探っていきます。

保健師の求人・転職特集はこちら

頼りになる男性の保健師さん
性別は関係ない!?

男性保健師の数はまだまだ少ないとはいっても、頼りになる存在として職場で活躍している男性保健師は多いようです。在宅介護の
現場などでは男性保健師の力強さが頼りになりますし、幼児健診などではお兄ちゃん保健師が人気者になる場面も多々あります。

実際に働いている人たちをみると、性別は関係ないのだな・・・ということがよくわかるのではないでしょうか。男性か女性かという
ことよりも、保健師自身がひとりの人間として魅力があるかどうかのほうが、関わる相手にとっては大切なことなのです。
ただひとつ・・・母子保健の現場だけは、苦手とする男性保健師が多いようです。妊娠・出産は性別的に無理なのですから、仕方のない
ことでしょう。相談する母親側の気持ちも考慮し、行政側が適材適所を心がけることが望まれます。

保健師の本音をご紹介!
男性保健師・女性保健師それぞれの立場

実際の保健師の声を紹介します。

女性保健師の立場から:最初は男性保健師さんとどう接すればいいのだろうと思っていましたが、慣れてくれば何の問題もなくなり
ました。それまでは女性ばかりの職場でしたが、ミーティングの際に「男性ならではの意見」などを発言してくれることで視野が広がり、
よい方向に進んでいるように思います。

男性保健師の立場から:女性ばかりの職場であることはよくわかっていたつもりですが、慣れるのには少し時間がかかりました。
実際に仕事を始めると「男性保健師は珍しいから顔と名前を覚えてもらいやすい」「男性だから話しやすいと言ってもらえる場面がある」
など、男性ならではのメリットも多く感じています。

性別の意識は不要!
重要なのは自分がどんな保健師を目指すか

実際の保健師の声を聞いてみると、「男性だから不利」ということは母子保健の現場以外では特にないといえそうです。9割以上が
女性という現場ですから、男性・女性という意識は多少芽生えますが、実際に仕事をすれば慣れてしまうもの。これから男性保健師の数も
さらに増えていくでしょうし、より一層男性・女性の区別も減っていくものと思われます。

保健師と関わる側(地域住民、保健師のいる企業人など)からすれば、保健師が男性か女性かというよりも「どんな人間性なのか」が
大事です。「この人になら話を聞いてもらいたい」「この人には相談にのってもらいやすい」そう感じてもらえるような接し方をすることが
大切なのです。実際の男性保健師の声の中には、「地域の人との関わりの中で男性だからと拒否されたことはない」「性差を越え自分の
個性としてとらえ、時には女性の心理に寄り添い相談に乗る」「保健師は天職だと思っています」などの声があり、男性自身が性別ゆえの
仕事をしていくうえでの有利・不利を感じていないことがわかります。(新医協新聞より)

男性・女性の区別がない保健師という仕事。今保健師を目指している男性も女性も、保健師として働いている男性も女性も、性別などを
意識することなく自分が目指す「保健師像」を大切にしていただければと思います。

看護師や保健師のみなさんは、産業看護師や産業保健師として産業保健に携わっていくこともあるでしょう。
そのときには産業保健の課題を把握し、産業保健スタッフの一員として活躍されることを願っています。

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