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【保健師】体験談現役の保健師に聞きました!やりがいを感じる瞬間(2)

2015年12月14日

こんにちは、保健師転職のアポプラス保健師ライターチームです。

保健師の仕事に興味をもっているが、具体的にどんな仕事かわからない。
保健師の資格をとろうと考えているが、実際、保健師にはどんな役割があるかわからない。
そんな方に、保健師の仕事の魅力をぜひ知っていただきたいと思います。

今の時代、そしてこれからの時代に、求められている保健師という職業は、人に感謝されることの多い、やりがいのある仕事です。
現役の保健師が語る「やりがいを感じる瞬間」をご紹介しながら、保健師の魅力をお話ししましょう。

保健師の求人・転職特集はこちら

産業保健師Kさんの場合
「自ら行動し、感謝してもらえることにやりがいを感じます」

看護師として5年間、臨床経験を積んだ後、産業保健師として企業で働くことになりました。
看護師時代は、医師や先輩看護師の指示どおりに動くことが多かったのですが、勤務している企業では産業医が常駐していないこともあり、保健師である私にさまざまな依頼をされることが多いです。

自分自身で、この会社にあった「健康セミナー」を企画したり、この会社が求めているであろう、「心のケア」を実践したり、自分で考え進められることに、やりがいを感じています。
また、「セミナーが役に立った」と社員の方に感謝してもらったり、「話を聞いてもらって、心が軽くなりました。ありがとう」という言葉をかけてもらったりすると、うれしくなります。

産業保健師Yさんの場合
「人と関わる仕事という点でやりがいを感じます」

最初は従業員の方が体を張って働かれている現場で、産業保健師の仕事を経験しました。
怪我をされる方も多く、看護師の経験を生かして手当てする場面があり、「助かるなぁ~」と言っていただいたときは、うれしかったです。
また、保健師としても、労働環境をよくするために、従業員の方の健康管理や健康指導にあたり、現場の方と直接お話しする機会が多く、生の声を聞きながら働くことでやりがいを感じ、モチベーションアップにもつながったと思います。

今働いている企業は、デスクワーク中心です。
そうなると、従業員の方と接する機会が少ないのでは・・・と思っていましたが、今はメンタルヘルスケアを求められている時代。
従業員の方のお話しを聞いたり、相談にのったりと、直接人と接することも多いことがわかりました。
人とふれあい、生の声を聞けることにやりがいを感じているため、保健師の仕事は自分に向いていると思っています。

産業保健師Nさんの場合
「メンタルケアは難しいけれどやりがいがある」

行政保健師を2年経験した後、産業保健師に転職されたNさん。
それまでは高齢者の対応を主に担っていたので、企業でビジネスパーソンの応対をすることに最初は戸惑いがありました。
健康診断などは、これまでの保健師業務とさほど変わりはありませんが、やはり一番の違いは「メンタルケア」でした。
企業には思った以上にストレスを抱えている人、職場での悩みを抱えている人が多いことがわかっていても、なかなか相談に来られないのが現状でした。
そこでまずは先輩方と一緒に「気軽に相談していただける」雰囲気づくりを心掛けました。
健康相談や健康セミナーを行い積極的に社員の方と関わり、接点をもつようにしたのです。
どんな小さなことでも心配なことがあれば相談してくださいね、という言葉がけをすることで徐々に相談してくださる方が増えていきました。
軽い悩みの方はお話しするだけでも心が軽くなってくださったようで、最初は辛そうだった表情が最後にはパーッと明るくなり「勇気をだしてここにきてよかったです」と言ってくださる瞬間にやりがいを感じています。
もちろん重い悩みを抱える方の中には休職される方もいて、復職していただくためのケアは簡単ではありません。
それでも時間をかけて対応することで、少しでもお役にたてればと思っています。

行政保健師Mさんの場合
「高齢者問題に関わるというやりがい」

高齢者の方に出張講座をしたり、ご自宅に訪問したり、主に「高齢者向け」の保健指導を担当しています。
出張講座では、たくさんのお年寄りが笑顔で話を聞いてくださったり、前の講座で勉強したことが役に立ったよと言っていただいたり、感謝していただく場面が多く、やりがいを感じます。

また、ご自宅に訪問する場合、高齢者はもちろん介護する側のご家族とお話しをすることもあります。
介護の辛さもあるけれど、保健師さんや周りの人が支えてくれると思うだけで、「明日もがんばろうと思えます」など、ご家族からお声をかけていただくと、身が引き締まる思いがします。

高齢者問題は今後ますます日本の課題になっていくと思うので、保健師として、その問題に関われることは、大きなやりがいとなっています。

行政保健師Aさんの場合
「あるお母さんの一言に初めてやりがいを!」

ある保健所で母子健康の係として働いています。
私には出産経験がなく、最初はお母さんたちにアドバイスをすることに、どこか消極的でした。
「子どもの体重の増えが少ないみたいだけど大丈夫かしら?」「毎晩夜泣きがひどいんですが、何かよい対策はないでしょうか」「母乳で育てたいのに、母乳がでない。どうすればいい?」など、お母さんたちの声は切実です。
自分の知識をフル回転してお答えするものの、お母さんたちはほんとに納得してくれているんだろうか?
私の話が役に立っているんだろうか?と不安ばかりが募っていったのです。
ところがある日の訪問で、体重の増えを心配しているお母さんと出会ったときのことです。
その赤ちゃんは伸びが少ないとはいうものの、体重の増加は正常範囲。
お母さんの目の前で体重を計り、グラフをみせ、ちゃんと育っていることをお伝えしました。
するとお母さんはみるみる顔が輝いてきて「そうだったのね!家では体重を計らないから、周りの子と比べてばかりで・・。ちゃんと育っているならよかった!ほんとうにありがとう」とおっしゃってくださったんです。
私の想いが伝わっている!感謝してくださっている!そのことがうれしくて、初めて保健師の仕事にやりがいを感じた瞬間でした。
真摯に向き合うことで気持ちが伝わる。それが感謝の言葉となってかえってくる。
その積み重ねによって、どんどん自信がつき仕事が楽しくなっていきました。

保健師のやりがいは多方面にわたる
感謝されることでモチベーションアップ!

いかがでしたか?
保健師とひと言でいっても、「産業保健師」「行政保健師」の違い、勤める場所などにより、業務の内容は多方面にわたります。
しかし、それぞれの場所で、"やりがい"を感じている保健師さんがいることがわかります。

人に直接感謝してもらえる仕事って、実はそんなに多くはないのかもしれません。
保健師は人と関わる仕事ゆえに、そんな場面が多いということが、何よりの"やりがい"なのです。
あなたもぜひ、保健師として働くことで、あなたなりの"やりがい"を見つけてみませんか。

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