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【保健師】業界情報4月・5月も気を緩められない?保健師が意識したいインフルエンザ対策

2016年04月22日

こんにちは、保健師転職のアポプラス保健師ライターチームです。

日本でインフルエンザが流行するのは12月~3月。
そろそろ終わりに近づいているとはいえ、4月、5月まで散発的に続くこともあります。
予防接種をうけていても感染する場合がありますから、気を抜かずに予防を続けておくほうがよいでしょう。
保健師としてこの時期も意識したい「予防法の喚起」について、お話しします。

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もう一度復習!インフルエンザの感染経路

インフルエンザがうつる可能性のある病気だということは、みなさんご存じのとおりです。
しかし一般の方は感染経路など、実はよくわかっていないこともあります。
保健師のみなさんは、この時期だから油断しがちになる一般の方々に、改めて「感染経路」について伝えることも大切です。

<インフルエンザの感染は「飛沫感染」と「接触感染」の2種類>
飛沫感染は、感染者のくしゃみや咳、つばなどの飛沫と一緒に放出したウイルスを口や鼻から吸い込み感染することをいいます。
学校や職場はもちろん、満員電車など人混みの多い場所で感染しやすくなります。

接触感染は、感染者がくしゃみや咳を手でおさえた後に触れた場所にウイルスがつき、それに接触して自分の手についてしまった後、口や鼻などに触れ粘膜から感染することをいいます。
家族や身近な人が感染している場合に、特に注意が必要になります。

政府広報オンラインのページを利用するなどして、「感染経路」についての知識を深めてもらいましょう。

政府広報オンライン「インフルエンザの感染を防ぐポイント」参照
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/200909/6.html#anc01新しいウィンドウで開きます

予防法の基本はこの3つ!
しっかり伝えましょう

保健師として一般のみなさんに、予防の基本「外出を控える」「マスク」「うがい・手洗い」の3つをしっかり伝えましょう。

  • 1.
    外出を控える
    飛沫感染でも接触感染でも、「インフルエンザ患者のそばには寄らない」ことが一番の予防法です。
    もちろん学校や会社など外出が必要な場面はありますが、特に体調が心配なときは人混みや繁華街への外出は避けたほうがよいでしょう。
  • 2.
    マスクをする
    外出を控えることは予防につながりますが、まったく外出しないわけにはいきません。
    そんなときは飛沫感染の予防につながる「マスクの着用」が有効です。
    マスクの着用時は鼻からあごまでを覆うようにし、ワイヤー入りの場合は鼻の形に沿って顔に密着させましょう。
    また同じマスクを何度も使いまわすのはよくありません。
    常に清潔に保っておくことが大事ですから、最低でもマスクは1日使用したら交換するようにします。
  • 3.
    うがい・手洗いをする
    接触感染を防ぐためには、うがい・手洗いが有効です。
    たとえウイルスが手に付着したとしても、しっかり洗うことで口や鼻などの粘膜からの感染を防いでくれます。
    公共の場にでるときは手洗い・うがいをいつもよりこまめに行う、家族に感染者がいるときも手洗い・うがいをこまめに行うなど気をつけるようにしてください。
    手を洗うときは、手の平→手の甲→指先→指の間→手首の順に念入りに洗うことも心がけましょう。

インフルエンザ患者にも注意喚起が必要!

インフルエンザが猛威をふるう時期が過ぎると、熱がでても「インフルエンザかな?」という疑いをもたない人もでてくるようです。
特に4月・5月はその意識が薄れてきますが、実際インフルエンザ患者がゼロになるわけではありません。

そこでこの時期でも、高熱がでるなど「インフルエンザかな?」と思った場合は、病院へ行くことを勧めましょう。
また、病院へ行ったときは受付で「インフルエンザの可能性」を伝え、感染を防ぐ配慮を怠らないよう注意喚起を促すことも必要です。

インフルエンザだと判明したら、病院で必ず完治するまでの日数を確認することも大事。
たとえ熱が下がって自分が楽になったとしてもウイルスが残っているうちは外出を控えなくてはいけませんが、特にこの時期になると「もう流行ってないし、熱も下がったし大丈夫」など、自己判断をする人もいるようです。
それは絶対避けなくてはいけないことを、しっかり伝えることも必要です。

この時期だからこその注意喚起を!
保健師は病気の予防と拡散防止に努めることが重要

インフルエンザが猛威をふるう時期には気をつけているみなさんも、「喉元過ぎれば・・・」ということで、この時期になると意識が薄れてしまうことも多いようです。
保健師のみなさんも、「猛威をふるう季節が終わったらから、もう安心」などと思わず、小さな芽を積み取るような対策を、
常に意識していただければと思います。

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