サポートを受ける

お電話でのご登録・ご相談も承っております。

フリーコール 0120-842-862

月~金曜(祝・祭日を除く) 9:00~18:00

  1. 保健師 求人・転職TOP
  2. 保健師のお役立ち情報
  3. 【保健師】業界情報
  4. 福利厚生充実、土日休み!産業保健師はメリットばかり?

【保健師】業界情報福利厚生充実、土日休み!産業保健師はメリットばかり?

2015年10月01日

こんにちは、保健師転職のアポプラス保健師ライターチームです。

産業保健師とは、民間の企業や大学などで働く保健師のことです。
勤める企業や大学によって違いますが、企業で働く人と同じ条件になりますから、「土日休み」「夜勤なし」という場合が多いでしょう。
保健師の働き先としては、ほかにも行政機関や学校などがありますが、勤務条件のよい産業保健師は狙い目といえるかもしれません。
具体的に産業保健師のメリット・デメリットについてお話ししていきますので、転職の際の参考になさってください。

保健師の求人・転職特集はこちら

産業保健師のメリットその1
「福利厚生」などの充実

産業保健師のメリットとしてあげられるのは「福利厚生」などの充実です。
勤める企業によっても違いますが、いわゆる大企業(上場企業)などは「福利厚生」や「各種手当」が手厚いことが多いようです。

独立行政法人「労働政策研究・研修機構」によると、"福利厚生制度とは、一般に、使用者が労働者その家族の健康や生活の福祉を向上させるために行う諸施策を総称していう言葉である"とあります。具体的には「住宅手当」「家賃補助」「社宅・独身寮」「健康診断の補助」「育児・介護休業」「保養所などの余暇施設」などさまざまで、ほかにも「財形貯蓄制度」「社内預金」なども福利厚生のひとつとなります。もちろんどの企業にも、これらの福利厚生がすべて整っているわけではありません。
ただこういった制度が充実していることは働く上で安心ですから、産業保健師のメリットと考えて間違いないでしょう。

労働政策研究・研修機構「福利厚生とは」参照新しいウィンドウで開きます

産業保健師のメリットその2
土日休み!残業なし!

看護師として働いているときの悩みのひとつに「土日祝日の出勤」や「夜勤」などをあげる方は多いもの。
その点、産業保健師は休みや勤務体制が企業に準じますから、土日祝日が休みの完全週休2日制となっていたり、夜勤の必要がなかったりするので、これも大きなメリットのひとつとなるようです。

独身の間は土日祝日出勤や夜勤も厭わなかったという人たちも、結婚して子どもが生まれると家族との生活も大事になってきます。
子どもが小さいうちだけでも産業保健師として、一般の企業人と同じような勤務体系で働きたいという保健師の方も多いようです。
看護師・保健師両方の資格をもっているので、ライフスタイルにあわせて働き方を変えることができるのは、保健師にとっての強みといえるかもしれません。

産業保健師のメリットその3
ビジネスマナーも自然と覚えられる!

産業保健師は、会社員の方と一緒に働くこともありますから、ビジネスマナーが自然と身につきます。産業医や臨床心理士などと一緒にチームを組んで働くこともあり、新たな分野の勉強を行うチャンスにも恵まれます。
勤め先によっては、企業のお金で研修や勉強会などに参加することもでき、学びの場がどんどん広がっていくことでしょう。
前向きに、保健師としてスキルアップしていきたいと考えている人にとっては、メリットといえるのではないでしょうか。

一方で、事務的な仕事をまかせられる職場も多い産業保健師は、エクセルやワードなどのスキルが必要になり、転職してからパソコンに強くなったという方もいます。保健師には直接関係のない仕事でも、覚えておいて損はありません。
仕事をしていく中でどんどん新しいスキルを身につけることができるのも、産業保健師のメリットといえるのかもしれません。

産業保健師のデメリットは?
やはりメリットばかりじゃない?

産業保健師の職場は、健康保険組合、企業の保険センター、医務室など、さまざまです。
働く場所、企業によって求められることが違いますから最初にしっかり調べておく必要があるでしょう。多くの一般企業では社員の健康管理やメンタル面のケアがメインですが、事故などの救急処置を行ったり、健康セミナーなどを行ったりすることもあります。
また医薬品の開発などを行う企業の場合、治験コーディネイターや臨床開発モニターとして働くことを求められることもあります。

産業保健師は一般的な保健師の仕事以上のことを求められる場合があり、それをメリットととらえる人もあればデメリットと捉える人もいるでしょう。勤務してから「想像していた業務と違う」ということにならないよう、面接時等にしっかり確認されることをおすすめします。

メリットがデメリットに?
捉え方で変わる保健師の仕事

先ほどもお話ししましたが、産業保健師は企業の一員と考えられ、勤務先の事情によっては事務的な仕事をまかせられることもあります。
そのため、エクセルやワードなどのスキルが必要な職場も多くあるようです。
また産業医がいる企業の場合、秘書的役割を求められることもあります。

ですぐに病院に勤めた看護師や保健師は、最初に覚えるのが病院内でのマナーになります。上下関係などはどの職場でも同じことですが、病院でのマナーと一般の企業のマナーは違う点もあります。産業保健師は企業の一員となるわけですからビジネスマナーも必要になります。新たに覚えなくてはいけないことがたくさんあることをデメリットと捉えるか、新しいことを覚えられるのはメリットであると捉えるかはその人次第かもしれません。

勤務条件や福利厚生などがよい産業保健師
メリットとデメリットのまとめ

産業保健師としてのメリット、デメリットをお伝えしてきましたがいかがでしたか?大きなメリットとして考えられるのは「土日休み」「夜勤なし」、勤務先によっては「福利厚生」なども充実していることなどがあげられます。
ただし、産業保健師すべてがそうであるとはいえず、企業や大学により残業が求められたり事務的作業を求められたりすることもあります。
また産業保健師に求められるスキルが企業ごとに違うため、自分にあった職場かどうかを見極めることも大切です。

全般的にみると、産業保健師はメリットが多いようです。
「ビジネスマナーが自然と身につく」「パソコンのスキルがアップする」などは一方からみればメリットですが、「保健師とは直接関係ない仕事も覚えなくてはいけない」と捉えるとデメリットにもなってしまいます。
今回お話しした産業保健師のメリット・デメリットをご自身なりに分析し、転職の際の参考にしていただければと思います。

保健師専門の転職サポート!30年の実績!

転職サポートに登録(無料)

お役立ち情報TOPへ