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【保健師】仕事内容・役割最近よく耳にする「精神保健師」って?

2015年02月24日

こんにちは、保健師転職のアポプラス保健師ライターチームです。

「精神保健師」という言葉を耳にされた方は、「保健師」という文字がついているため、
保健師の仕事の延長上にあるものと思っていらっしゃるかもしれません。
しかし、正式には「精神保健福祉士」と呼ばれる職業で、福祉系のお仕事になります。
「精神保健福祉士」になるには、国家資格をとらなくてはいけませんが、業務に関しては医師や看護師などの
資格をもっていれば、行うことは可能です。

では具体的に「精神保健福祉士」の仕事とは何か?資格をとるにはどうすればよいのか?
について、お話ししていきましょう。

保健師の求人・転職特集はこちら

精神保健福祉士とは
主な仕事内容や業務はどんなことがあるの?

厚生労働省のHPによると、
「精神保健福祉士は、精神科病院そのほかの医療施設において精神障害の医療を受け、
又は精神障害者の社会復帰の促進を図ることを目的とする施設を利用している者の社会復帰に関する
相談に応じ、助言、指導、日常生活への適応のために必要な訓練そのほかの援助を行います。」とされています。

具体的には、「精神障害者、またはその家族の相談にのること」「精神障害者に対する助言、指導を行うこと」
「精神障害者に対する日常生活への適応のための必要な訓練のサポート、また訓練施設の紹介」
「精神障害者に対する就職のアドバイスを含めた、さまざまな援助」などがあります。

資格を取るにはどうすればよい?
保健師でも資格を取れる?

資格をとるためには、国家試験を受ける権利をもち、試験に受からなくてはいけません。
国家試験を受ける権利を得るためには、さまざまなルートがあります。

たとえば、福祉系の四年制大学の場合は、指定科目や基礎科目の履修により、国家試験を受けることができます。

短大の場合は、指定科目や基礎科目の履修に加え、相談援助実務を1年、もしくは2年経験する、
さらに短期養成施設などで半年以上働くことが必要な場合もあります。
一般の四年制大学の場合は、一般養成施設などで1年以上働く、短期大学の場合は、さらに相談援助実務を
1年~2年経験することが必要になります。

一方で、社会福祉士の資格をもっている場合は、短期養成施設などで半年以上働くことで国家試験を
受けることができます。
また大学や短大を卒業しておらず、社会福祉士の資格をもっていない人の場合、相談援助実務を4年以上
経験することで、国家試験を受けることが可能です。

精神保健福祉士は、どんなところで働くの?
働く人の声を聞いてみよう

精神保健福祉士が働く職場としては、
「精神科病院」「総合病院の精神科」「精神保健福祉センター」「精神障害者福祉ホーム」などがあります。
そのほか、障害福祉サービス事業を行う事業所全般が働き先となります。

働く人の本音として、以下のような声が聞かれます。
「精神障害で苦しむ人の生活を支援するという仕事。人間性が大切だと思う」
「精神障害者の方だけでなく、そのご家族のケアも必要になります。難しい仕事ですが、やりがいを感じる」
「医師や看護師など、さまざまな業種の人と連携をとる必要がある仕事。精神疾患について詳しくなれる」など。
特殊な仕事で難しい面もあるようですが、やりがいのある仕事だと感じている人も多いようです。

精神保健師(精神保健福祉士)は、
精神障害者を支える、人の役に立つ仕事

保健師の仕事のひとつとして「精神保健師」という仕事があるわけではありません。
精神保健福祉士として働こうと思えば、新しく国家資格を取ることも必要になります。
ちなみに、現在「精神保健福祉士」の資格を持っている人は、全国で58,770人です。(平成25年3月末現在)

しかし、この資格はなくても、看護師の資格をもっているみなさんがこの業務を行うことは可能です。
精神保健福祉の分野に興味があるという方は、この分野を勉強することで、キャリアアップにもつながることでしょう。

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