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【保健師】仕事内容・役割保健師のリーダー?今求められている統括保健師の仕事について

2015年02月25日

こんにちは、保健師転職のアポプラス保健師ライターチームです。

統括保健師とは、言葉のとおり「リーダー的役割を担う保健師」のことです。
保健分野の仕事は、保健師ひとりだけで行えるものではありません。
さまざまな分野の専門家と連携しながら、活動することが求められています。

そのため「広域的な連携を図れる人材」「総合的な調整を図れる人材」「統括的な役割を担える人材」が
必要になってきました。

このような背景のもと、今求められているのが「統括保健師」なのです。
現在でも統括的な役割を担っている保健師はいますが、今後はその人たちを含め、
「統括保健師」として活躍できる人材を育てようという動きもでています。
具体的に「統括保健師」に求められている役割や、必要な資質などについて、お話ししましょう。

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統括保健師に求められている役割
保健活動全体を統括すること

今現在、統括的な役割を担っている保健師が行っているのは、
「スタッフからの相談の対応や指導」「業務における技術的な指導」「チーム内の業務管理」
などがあげられます。
通常、保健活動にはさまざまな人が対応しているにも関わらず、全体を管理する人がいないため、
業務を個別で対応し連携がなされていないことがあります。
連携がうまくいかないと、せっかくの個々の働きが、結果に結びつきにくいこともあるのです。

そうならないために、保健師の中だけで行われる活動だけではなく、他部署との連携ができ、
業務を円滑に回すことができる「統括保健師」が求められています。
つまり、統括保健師は、保健活動全体から頼りにされる存在であることがわかります。

統括保健師に求められている資質とは
周りを見渡せる力

統括保健師として活動するには、
「全体を見渡せる力」「今、保健活動に求められていることは何かを把握する力」
「対象者となる人が何を求めているのか把握する力」などが求められます。
つまり、俯瞰的(ふかんてき)に物事を見られるというのが、大切な資質のひとつといえるでしょう。

このように書いてしまうと「自信がない・・・」と思われるかもしれませんが、
保健師として活動していくうちに、身に付けられる力でもあります。
保健師としてステップアップしたいと考えている人は、「統括保健師」と呼ばれるポジションを
目指してみるのもひとつの方法ではないでしょうか。

昨年より実施中!
「統括保健師人材育成プログラム」とは?

「統括保健師」という立場が注目されている今、「統括保健師人材育成」は、あらゆる場所での課題となっています。
そんな中、日本看護協会では市町村の統括保健師を対象とし同会が開発した「統括保健師人材育成プログラム」
を昨年6月より実施しています。
プログラム内容は大きく4つに分かれています。
「事前学習」「前期集合研修」「除且織での保健活動の実際」「後期集合学習」を、
約10カ月にわたって行うというプログラムです。

こうした「人材育成」は、今後もさまざまな場所で行われていくことでしょう。

今求められている「統括保健師」
その活動は保健師のリーダーにとどまりません!

実際に統括保健師が機能している例として、このような自治体があるそうです。
人口約17,000人の町で、従来は自殺者が年間2名ほどだったのが、ある年に8名も増えてしまいました。
そこで、保健事業をコーディネートする「統括保健師」を設置し、スタッフを増員したり、予算を増やしたり、
さまざまな分野と連携したり・・・といった活動を行い、1年後の自殺者は0人という結果を生みだしました。

こうした例からもわかるように、「統括保健師」となることは、保健活動において大きな効果を生み出すことに
つながります。
保健師の枠にとらわれず、さまざまな分野と連携し、結果を生むことのできる「統括保健師」。
あなたも、そんな保健師目指してがんばってみませんか?

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