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【保健師】仕事内容・役割安定性抜群!行政保健師の仕事と役割

2015年11月09日

こんにちは、保健師転職のアポプラス保健師ライターチームです。

行政保健師は、保健師であると同時に地方公務員です。
公務員といえばやはり安定した職業ですから、今の時代人気の職種といえます。
厚生労働省が平成25年度に行った「保健師活動領域調査」をみると、都道府県で働く人が4,929人、市区町村で働く人が27,587人となっています。

※厚生労働省「自治体別保健師数」 http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/hoken/katsudou/09/dl/ryouikichousa_h25_01.pdf

このように多くの人が行政保健師として働いていますが、具体的な仕事と役割はどのような内容となっているのでしょうか。
また行政保健師とは別に、企業などに勤める産業保健師もいます。
産業保健師と行政保健師の違いなどについてもご説明しながら、行政保健師の仕事と役割についてお話しします。

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行政保健師と産業保健師の違い 地域に密着した幅広い活動か、
企業側が求めるピンポイントの活動か

行政保健師は、保健所や保健センターで働くため、地域密着型の仕事になります。
健康管理や健康維持を目的とする活動なので、 個別の相談に応じるだけではなく、セミナーなどを行い健康に対する理解を深めていくなどの啓もう活動も行います。
一方、 産業保健師は企業などで働くため、その企業に勤める人のみが対象となり、企業側が求めること「社員の健康管理、意欲向上、心のケア」など、ピンポイントの活動が多くなります。
それぞれ「健康管理や維持」が根本の目的としてありますが、対象者が 違うことで仕事の内容も変わってくるのです。

行政保健師は、産業保健師同様、「土日休み」「夜勤なし」という条件で働ける職場というイメージがあります。
しかし公務員だからと いって残業がゼロというわけではありません。
それぞれの職場により異なりますので、面接時などに確認しておくとよいでしょう。
では、産業保健師と行政保健師の違いで一番大きいことといえば何でしょう。
それは「安定」です。公務員ならではの安定と安心が、 産業保健師にはない魅力といえるのではないでしょうか。
待遇といえば気になるのが給与面ですね。
給与に関しては、それぞれの 勤務先の違いや勤務年数などによるところも多いので、比較するのは難しいでしょう。
働く前に個別に調べておくことをおすすめ します。

行政保健師の仕事とは?都道府県と市町村、
働く場所でも違いがあります

行政保健師といっても、市町村の保健センターで働く場合と、都道府県の保健所で働く場合とで、内容は異なります。
ここでは、「保健センター」と「保健所」での仕事の違いについてご紹介します。

「保健センター」で働く行政保健師は、「住民にとって見近なサービス」を行うことが求められます。
高齢者や障害者、乳幼児の健康など、その地域ならではのニーズに応えるべく、柔軟に対応することが必要です。
また都道府県で働く行政保健師と連携し、地域に根ざしたサービスを行ったり、民間の団体と連携したサービスを行ったりすることもあります。

一方、「保健所」で働く行政保健師は、市町村に比べて「大きな視点」で働くことが求められます。
都道府県民の健康管理や維持、増進を図るという意味では市町村と同じですが、少子高齢化が進んでいる昨今、「保健・医療・福祉」が三位一体となり、住みやすい世の中について考えることも必要です。
そのほか、新しい病気が発生したときの対応、世の中の動きをとらえ将来の問題点を予測し、対策を練ることも求められます。

行政保健師は社交的?あらゆる世代の人との対応が必須

行政保健師は、赤ちゃんからお年寄りまで対応する可能性がありますから、どんな世代の人とも上手につきあえる社交性が必須です。

社交性といえば、どんな人とも話しがはずむ明るい人、つまりお喋り上手な方を想像されるかもしれませんが、それは必ずしも必要な能力とは言い切れません。
健康セミナーなどを行って多くの人を前に話しをすることもあれば、電話相談や家庭訪問など1対1で話しをすることもあります。
お喋り上手であることもポイントは高いかもしれませんが、お喋りが苦手でも大丈夫。
その代わりに人の話をじっくり聞くという能力はもっておきたいもの。
人前で話すのが苦手という方は「聞き上手」になることを目指されてはいかがでしょうか。

もちろん職場によっては、母子担当、お年寄り担当など、担当が分かれていて、基本的にはその世代のみを対応すればよいということもあります。
いずれにせよ、地域の人と仲良くなり地域のために働く意欲をもつことが大切です。

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