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【保健師】仕事内容・役割知られざる保健師の業務内容は知れば知るほど奥が深い!

2015年11月12日

こんにちは、保健師転職のアポプラス保健師ライターチームです。

保健師の業務内容を簡単にいうと、健康を維持する、または病気を未然に防ぐことです。
そのため具体的には、健康診断を行ったり、健康相談を受けたり、セミナーを行ったりします。
簡単に言ってしまうと簡単な仕事のように聞こえてしまうかもしれませんが、実は保健師の仕事は奥が深いのです。
具体的にみていくと、「え、こんなことも保健師の仕事なの?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。さっそくご紹介していきます。

保健師の求人・転職特集はこちら

仕事と生活の調和によって、人々を健やかに
ワークライフバランスを考えるのも保健師業務の一環です

「セクハラ」「パワハラ」「モラハラ」など、さまざまなハラスメント(嫌がらせ、いじめ)が問題になっていますね。

▼厚生労働省「職場のパワーハラスメント対策ブック」参照
http://no-pawahara.mhlw.go.jp/pdf/pwhr2014.pdf

この問題を解決することも、人々の心と体を健やかに保つことにつながるため、保健師として考えていくべき事柄のひとつとなっています。
特に産業保健師の場合、対応する相手が会社員などになりますから、こうしたハラスメントが原因で心を病む人がいることを十分理解する必要があります。
ハラスメントが起きてしまう職場には、なんらかの問題があると考えられます。
実際に悩んでいる人の相談にのることも大切ですが、ハラスメントについての知識をもち未然に防ぐためにはどうすればよいのかを考えることも重要な任務です。
ハラスメントは当事者たちだけの問題ではなく、会社全体の意識を変えることが必要になる場合も。
各部署と連携をとりあい問題解決に向かうことも、保健師の役割のひとつとされている職場もあるようです。

「新型うつ病」という言葉を知っていますか?
新しい問題にアンテナをはるのも保健師業務の一環です

「うつ病」は現代の日本の問題として大きくとりあげられています。
このため、保健師の「メンタルヘルス対策」が重要視されていることは、ご存じのとおり。
そんな中、今「新型うつ病」という言葉が登場していることをご存じでしょうか。

「うつ病」が病名であるのに対し、「新型うつ病」は正式な病名ではなく、メディアが生み出した造語です。
うつ病が常に気分が沈んで何事にもやる気がでないのに対し、新型うつ病は「会社に出勤している間は憂うつで仕事も手につかないが、プライベートの時間は楽しめる」といった状況になるため、周囲の理解も得られにくいというもの。

当然この2つに対しては、同じ治療法や解決法はあてはまりません。
そのため、違いを判別し、どう対応すればよいかを決定することは大変な作業なのです。
こうした新しい言葉を知り、理解を深め、それに対応していくことも保健師にとって大切な業務なのです。
保健師として心の病に関する知識を深め、新しい病気などにも対処できる力が必要だということになります。

▼厚生労働省「いわゆる新型うつの理解と対策は?」参照
http://kokoro.mhlw.go.jp/mental-health-pro-qa/003.html

奥が深い保健師の業務
だからこそやりがいがある仕事なのです!

健康を守り、病気を未然に防ぐのが保健師の業務ですが、ご紹介したように現代の日本の状況は一筋縄ではいきません。
特に、体の健康だけではなく心の健康の問題も大きくなっていることが保健師の業務を難しくしている一因となっています。

また2015年12月からは「ストレスチェック制度」も始まり、保健師の役割はさらに広がっています。
ストレスチェック制度は、この中でご紹介してきた「ワークライフバランス」「ハラスメント」「新型うつ病」などを含めたさまざまな問題を未然に防ぐために有効な制度となる可能性を秘めています。
産業医や保健師が中心となって進めていくもので、これについてもぜひ勉強しておきたいもの。
保健師は日々の業務をこなすだけではなく、新しい知識を取り入れることが必要な仕事。
知れば知るほど奥が深いのが、保健師の業務なのです。

現在保健師として働いている方には厳しい内容に聞こえてしまったかもしれませんが、誠心誠意相手と向き合うことで、感謝される仕事でもあります。
保健師の業務は決して簡単なものではありませんが、とてもやりがいのある仕事です。
活躍している先輩保健師の姿を見習いつつ、みなさんもぜひ保健師として輝いていただければと思います。

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