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【保健師】仕事内容・役割クリニカルスペシャリストってどんな仕事をするの?意外なその仕事内容とは...

2016年02月08日

こんにちは、保健師転職のアポプラス保健師ライターチームです。

クリニカルスペシャリストとは主に医療機器メーカーなどに勤め、自社で開発した医療機器や用具を販売する営業職です。
病院ではなく企業に勤ますが産業保健師としての経験が役立つというよりは、病院で看護師として働いていた経験のほうが役立つ仕事です。
そんな理由からか、クリ二カルスペシャリストは「フィールドナース」と呼ばれることもあるようです。
実際、クリニカルスペシャリストを募集している企業が求めている資格は「看護師」です。

ここでは、具体的なクリニカルスペシャリストの仕事内容や、メリット・デメリット、どんな資質を求められているのか、などについてお話しします。

保健師の求人・転職特集はこちら

クリニカルスペシャリスト
営業担当者として医師や看護師と接する

看護師の資格をもっており、看護師としての臨床経験が生かせるクリニカルスペシャリストですが、仕事内容はあくまでも「営業職」です。
これまでの仕事とは内容がガラリと変わります。

勤務先の企業によっても仕事内容は多少変わりますが、基本的には「大学病院や総合病院で医師や看護師に対して製品の説明を行う」「製品導入前のデモンストレーション」「製品導入時の立ち合い」「製品導入後のアフターフォロー」というのが主な仕事内容です。
デモンストレーションは、展示会やセミナー時に行うこともあるので、大勢の方の前で話す場面もあります。
看護師の経験が活かせる仕事ではありますが、大勢の人の前で話すなどの経験が少ない方にとっては、最初は戸惑いを感じることもあるかもしれません。
しかし看護師の立場で説明される側に立っていた経験や、医療機器を実際に使用してきた経験などを生かし、わかりやすい説明・医師や看護師への配慮などができるという点では、企業側は看護師がクリ二カルスペシャリストになることについて、大きな期待をもっています。

クリニカルスペシャリストのメリット
経験者の声より

病院で看護師として働く場合、夜勤があったり土日・祝日の勤務があったり、自分のプライベートの時間がうまく作れないなどお困りのことも多いでしょう。
しかし企業に勤めるクリニカルスペシャリストは週休2日制が確保されていることが多く、転職した方の中には体が楽になったことをメリットとしてあげる方が多いようです。
特に夜勤がなくなったことをメリットと捉える方は多くなります。
また全員ではないと思いますが、看護師として働いていた頃より年収がアップしたという方もいます。
ほかには「臨床から離れた仕事に就きたい」、でもこれまでのキャリアを活かしたいという理由で転職し、自分の理想に近づけたということをメリットにあげている方もいらっしゃいます。

クリ二カルスペシャリストのデメリット
経験者の声より

一方デメリットといえば精神面。
看護師の場合は命に関わる仕事をしているわけですから精神的な厳しさはありますが、クリニカルスペシャリストの場合も営業職ならではの精神的な辛さを感じる方がいらっしゃいます。
企業の気質にもよりますが最終目標は「売る」ことですから、それに関する厳しさを、ときには感じることもあるようです。
看護師時代とは違うプレッシャーがあるということは、想像しておかれるとよいかもしれません。
メリットのところで年収がアップしたという方の声を紹介しましたが、営業成績次第で大きく変わるため、年収としてはあがったが月収が低いときもあったという方もいます。
勤め先によっては、毎月の収入にバラつきがあるため、その不安がデメリットだと感じる方もいるようです。
また、精神面以外に多い声として、「求人数の少なさ」がありました。
クリ二カルスペシャリストは求人を探す段階で苦労します。
転職を考えるときは、メリット・デメリットの両方を比較して検討することが大切です。

看護師以外の経験がものをいう
求められる資質・スキル

看護師の資格が必要でありながら、実際には看護師として積んだ経験以外の経験が役立つことも多い仕事です。
看護師として患者さんや医師とのコミュニケーションを図るときと、営業として医師や看護師とのコミュニケーションの図り方は違います。
自分自身は看護師として接するのではなく営業として接しなくてはいけませんから、もっとも必要なのは「営業力」です。

また、「パソコンのスキル」を求められることもありますし、特に海外の医療機器メーカーに勤めた場合は「英語のスキル」を求められることもあります。
クリニカルスペシャリストとして働いている人の中には、看護師として臨床経験を積んだ後、海外に留学または海外の大学院で勉強するなどして、この職に就いたという人もいます。

産業保健師よりも看護師の経験が役立つ
クリニカルスペシャリスト

産業保健師もクリニカルスペシャリストも「企業」で働く仕事ですが、仕事内容は全く違います。
また保健師としての経験は特に必要なく看護師としての経験を生かせる仕事ですから、看護師として働いた後「企業で働きたい」と思ったときの選択肢のひとつにもなります。
保健師の資格をもっている人は、「看護師としての道を究める」ことも「保健師としての道を究める」ことも「クリニカルスペシャリストとしての道を究める」こともできる可能性を秘めています。
つまり働くうえでさまざまな選択肢をもっているのが保健師なのです。
今後のキャリアについてしっかり考え、自分にあった道を進んでいただければと思います。

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