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【保健師】仕事内容・役割保健師に役立つ、健康コラムのネタ探しのコツ

2024年04月24日

こんにちは、保健師転職のアポプラス保健師ライターチームです。

日頃から企業の健康増進についてさまざまな取り組みに携わる産業保健師ですが、その中でも頭を悩ませやすいのが「健康情報の発信」ではないでしょうか。今回は、ネタがマンネリ化しがちな健康コラムや保健だよりにおける、テーマやネタ探しのコツについてご紹介していきます。

以前配信した記事「社員が読みたくなる「保健だより」のつくり方」でもネタ探しのヒントを少しご紹介していますが、こちらの記事では「医学・医療情報」に着眼してコラム執筆のコツについてお伝えします。

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実は見落としがち!?『家庭の医学』系番組から発掘する

産業保健師は看護師でもありますので、資格取得から臨床現場へ出るに至るまでさまざまな医学の勉強をされてきたと思います。しかし、どの分野においても学生の時に学んだ知識はいつまでも続くものではなく、日進月歩で進化していくもの。「そういうことは学術論文などで定期的に読んで知っている」と思うかもしれませんが、意外と穴場な情報ソースをご存知でしょうか。それが「医学・医療をテーマにしたテレビ番組」です。

テレビ番組を進める理由は、テレビの情報の信憑性を担保するものとして解説者本人が実際に登場していることが多いという点です。顔・実名・所属機関まで情報が公開された状態で、研究されている内容が地上波にて発信されています。また、「家庭の医学」系の番組は大衆向けにわかりやすく解説されており、一般人が見てよく理解できることを有資格者が知らないというわけにはいきません。最低限の情報源として、保健師としても知っておきたいところです。

保健師に限らず、どの職種においても業界情報の「鮮度」はとても重要です。もともと得る情報源が専門家による発信であることはもちろんですが、既にわかりやすく加工して大衆向けに発信しているものがあるなら、それをカバーした上で専門性の肉付けをしていきましょう。

昨今の健康経営実践企業においても、ヘルスリテラシー向上のためにさまざまなシステム・サービスが構築・体系化され、企業がこぞって導入しています。ですが、こうした古くからあるメディアを通して発信されているものから情報を拾う意外な利点というのは、情報の信憑性だけではありません。従業員がそういう番組を進んで見るか見ないかは置いておいて、「番組名」という最もシンプルでかつ広がりを得やすいものがあるためです。

「番組名」という知名度を活用したヘルスリテラシーの輪を考える

あなたは「名医とつながる!たけしの家庭の医学」をご存知でしょうか。テレビ朝日系列で2017年から2020年まで放送されていた医療情報バラエティー番組で、「たけしの家庭の医学」シリーズの第3作(最終作)として放送され、「健康寿命」を延ばすことをテーマに情報発信がされていました。

番組名だけなら一度は聞いたことがあると思いますが、自分が知っている(見聞きしたことがある)ものからの情報というのは、記憶に残りやすいです。「そういえばテレビで言っていたな」という情報のインプットから、記憶の想起を経て行動へのアウトプットまでの速さが違ってきます。また、家族や取引先など社外においても話題共有がしやすい面もあり、健康経営の取り組みに対してより理解を得られやすくなるといえるでしょう。

話題性があるということは、それだけ広がりをつくれるということです。話題になりやすいと従業員間の情報伝達の速度もかなり変わり、それだけ情報の認知が進めば発信されている情報に即した施策は受け入れやすくなります。

テレビ番組で発信される医療関連の情報の8〜9割は既に知っていることかもしれません。ですが、たまに見てみると、意外な1〜2割を発見することもあります。今は昔のように毎週固定で放映されていた健康番組は少なくなっていますが、2024年4月現在で定期的に放送されている健康番組は「健康カプセル!ゲンキの時間(TBS系日曜朝7:00〜7:30)」、「きょうの健康(Eテレ毎週月-木/昼・夜/各15分/再放送含む・放送予定は変更あり)」などがあります。機会があれば一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。

【まとめ】健康コラムのネタ探しのコツ

社外リソースとして、厚生労働省などが管轄する機関のさまざまな情報サイトや、「日経Gooday」や「糖尿病リソースガイド」などの医療情報ポータルサイト、「産業保健と看護」といった定期的に刊行されている専門誌などからネタ探しをするのもよいですが、こうした媒体は一般の方には馴染みがないものばかりです。

とはいえ、現代社会で生活する社会人は何かと多忙なので、昔のようにリアルタイムでテレビを見るということは少なくなったと思います。レコーダーの録画機能も格段に性能が上がりましたし、何より「いつでも観られる」オンデマンド配信が主流になりつつあります。しかし、テレビだからこその価値もあるのではないでしょうか。

「ワールドビジネスサテライト」「プロフェッショナル仕事の流儀」「ガイアの夜明け」「カンブリア宮殿」など、ビジネスマンがさまざまなビジネスや業界・業態を知るためによく観ている番組もあります。そういう観点で考えると、あながち健康番組も悪くないのかもしれません。

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