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【保健師】給料保健師の給料って高い?低い?他業界、医療業界内で徹底比較してみました。

2015年11月11日

こんにちは、保健師転職のアポプラス保健師ライターチームです。

よくテレビ番組で芸能人が「ギャラ」の話で盛り上がっているのを見かけたことはありませんか?
「人の給料なんて関係ない」と言いつつ、気になるもの・・・。ということで、実際に平均給料を他業種と比較してみました!

ある調査では、2013年の日本の平均年収は、男性が504万円、女性が268万円という結果になっています。
保健師の年収は、約529万円といわれており、一般の男性と比べても高く、女性の平均と比べると、かなりな高収入という結果に!やはり保健師の給料は金額だけでみるとよいようですが、本当なのでしょうか。
具体的に、他業種とも給料(年収)の違いを比較していきましょう。

保健師の求人・転職特集はこちら

安定度ナンバーワンの公務員
保健師の給料と比べてみると・・・?

公務員の平均年収は、300万~600万。
公務員は、地方公務員、国家公務員など多岐にわたりますので、給料にも差がでるのは当然のことといえるかもしれません。
幅広いので比較が難しいですが、一般的に給料が安定しているイメージの公務員とでも、あまり差を感じられないのが、保健師の給料のようです。
余談ですが、保健師の中でも、保健所や保健センターで働く行政保健師は、公務員になります。

人気の高い商社(ビジネスパーソン)
気になる給料・・・保健師との差は?

商社、上位10位の平均年収は、なんと1,137万円!上位ですから、かなり大手企業のデータになります。正直、すごい金額ですね。
でも、この金額と比べてガッカリすることはありません。
なぜなら、保健師として商社などの企業に勤めることも可能だからです。
そういった保健師は産業保健師と呼ばれています。
ただし、条件や収入が良いことが多いため、商社で産業保健師として働くことは、狭き門であるということを頭に入れておいてください。

女性が多い職種、美容師
同じく女性が多い保健師と比べてみましょう

保健師・看護師と同じく、女性が多いといわれる美容師。平均年収は267万円といわれています。
ところで、どちらも女性が多い職場という印象の強い「美容師」と「保健師」ですが、実際の割合はどうなのでしょう。
美容師の場合、美容学校の男女比率が3:1で女性が多いといわれています。
一方保健師は、厚生労働省の調査によると、男女比率は9:1で、圧倒的に女性が多いといわれています。

今、資格取得者が増えているホームヘルパー
給料面で、保健師と比較してみました

子育てを終えた女性が、新たに探す仕事のひとつとしてホームヘルパーは注目されています。あなたの周りにも、ホームヘルパーの資格をもつ人、ホームヘルパーとして働く人などがいらっしゃるでしょう。
年収は287万円といわれています。
今後も、どんどんお年寄りが増えていく日本にとって、ホームヘルパーはなくてはならないお仕事です。
また、保健師の仕事は、人々が健康に過ごすためのお手伝いをする仕事。
特に、保健所や保健センターで働く行政保健師は、地域のお年寄りの相談にのることもあります。
どちらも、将来性のある仕事といえるでしょう。

女の子の憧れの職業、お花屋さん
フラワーデザイナー・コーディネイターと保健師の給料は?

女の子の夢の上位にあがることの多い「お花屋さん」という仕事。
実際はフラワーデザイナー、フラワーコーディネイターという名称です。
年収はというと、初任給250~300万円、経験者で200~400万円といわれています。
フリーで独立すると、講師料やフラワーアレンジメント料などが発生し、かなりの高収入を望める場合もあるようです。

では同じ業界で医療職に分類される「薬剤師」「診療放射線技師」「栄養士」などと比べると、保健師の給料は高いのでしょうか、低いのでしょうか。

実は日本の行政機関のひとつである「人事院」が「職種別民間給与実態調査」というのを行っています。
http://www.jinji.go.jp/kyuuyo/minn/minnhp/min26_index.htm
今回は信頼できるこのデータ(平成26年4月分平均支給額)を元に、医療業界内ランキングを行いたいと思います!

トップはいわずと知れたお医者さん
それ以外の職種をランキング!

医療業界内でトップに君臨するのはお医者さん。
医師の給料は約100万円、歯科医師の給料は約75万円、医科長クラスで約129万円、副院長約151万円、病院長約170万円となっています。

知ってはいたけれど、正直ため息をついてしまうような金額です・・・。

では気を取り直して、そのほかの職種でランキングしましょう!

ランキングの前に・・・
保健師のデータについて

最初にご紹介した人事院の「職種別民間給与実態調査」ですが、実は医療部門の中に保健師の項目がありませんでした。
じゃあランキングなんてできないじゃない?と思われたかもしれませんが、保健師と看護師の年収については当ブログ内でもご紹介したとおり、実は大きな差がないということが判明しています。

https://www.kan54.jp/blog/healthnurse-pay/1113.html

そこで今回は看護師のデータを保健師のものとして取り扱い、「保健師・看護師」の給料とさせていただきます。ご了承ください。

さぁいよいよランキング発表!
保健師・看護師の給料はいったい何位?

さっそく発表します!
第1位 診療放射線技師 391,174円
第2位 薬剤師 366,414円
第3位 臨床検査技師 351,663円
第4位 保健師・看護師 350,084円
第5位 理学療法士 298,398円
第6位 作業療法士 284,895円

保健師・看護師は6職種中第4位という結果になりました。
この結果を見てガッカリされましたか?それとも妥当な線だと思われましたか?

ガッカリされた方、実はこんなデータもあるんです。次のコーナーでご紹介しましょう。

保健師・看護師は出世をすると
給料がドカーンと上がる!?

看護師といってもデータはさらに4つに分かれています。
准看護師300,489円、看護師長425,038円、総看護師長517,250円。
つまりこれらのデータを加えると順位が入れ替わり、以下のような結果に。

第1位 総看護師長 517,250円
第2位 看護師長 425,038円
第3位 診療放射線技師 391,174円
第4位 薬剤師 366,414円
第5位 臨床検査技師 351,663円
第6位 保健師・看護師 350,084円
第7位 準看護師 300,489円
第8位 理学療法士 298,398円
第9位 作業療法士 284,895円

保健師の場合は保健師長という役職名はありませんが、最近は統括保健師というリーダー的存在の保健師の育成なども行われています。
保健師として出世すれば、給料アップを図れるかもしれません。

気になる医療業界の給料ランキング!
データから分かるこんなこと

ご紹介したデータには、職種別だけでなく年齢階層別のデータも記載されています。
ここから、以下のようなことも読み取れました。

看護師の20歳~24歳の給料は294,580円でこれを初任給として考えた場合、薬剤師に次いで第2位という結果になります。
最初の給料は高めなのに、平均で考えると順位が下がるということは昇給額が低いのでは?
と思った方もいらっしゃるでしょう。
確かに看護師から始まり看護師で終わった場合の昇給額は、ほかの職種と比べると低いですが、総看護師長にまでなればトップの金額となります。
がんばり次第で給料アップも夢ではない!ということかもしれません。

ただし今回ご紹介したデータは、保健師の分類がなかったため、看護師のデータを引用させていただいています。
どうぞご了承ください。

※参考資料
人事院「民間給与の実態」
表5:職種別従業員数、平均年齢及び平均支給額
http://www.jinji.go.jp/kyuuyo/minn/minnhp/min26_index.htm

結論!保健師の給料は高い・・・!
その理由は「あなたにしかできない仕事」だから!

給料(年収)だけに焦点をあてて、さまざまな業種と保健師という仕事を比較してきましたが、いかがでしょうか?
数字だけみれば、やはり保健師の給料は一般的に高いといえそうです
その理由のひとつは、保健師は国家資格が必要な仕事で、だれもが簡単にできる仕事ではないことが上げられます。
看護師の免許、さらに保健師の免許を取得した人だけが働くことを許された職業なのです。
保健師という仕事に誇りをもって、よりよい環境の中、働いていただければと思います。

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