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【看護師】過去の記事一覧「産業看護」とは実はこんな意味だった!

2014年11月27日

こんにちは、保健師転職のアポプラス保健師ライターチームです。

「産業看護」という言葉、あまり聞きなれないものと感じる方もいらっしゃるでしょう。

産業とは、事業所において社会的な分業として行われる経済活動のこと。
看護とは、傷病人などの手当てをしたり世話をしたりすること。
つまり、言葉の意味としては、「事業所などで行う看護のこと」になります。

しかし日本における看護職は、看護の仕事にとどまらず、保健師、助産師の仕事も含め「看護職」と呼ばれています。
現在の「産業看護」は、産業看護師・産業保健師(企業看護師・企業保健師とも呼ばれる)が携わるすべてのことを総称して呼ばれています。
具体的に「産業看護」の範疇に入る、産業看護師・産業保健師の役割についてご紹介します。

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産業看護には広い意味があった!
仕事の内容は多岐にわたります

産業看護師・産業保健師が行う「産業看護」の仕事内容については、以下のようなものがあります。

・社内で発生した病気や怪我の手当て
・企業内での健康診断
・健康診断の結果を元にしたサポート
・労働環境のモニタリング
・企業で働く人のメンタルサポート
・健康相談室での相談やアドバイス
・社内向けの健康維持に関するセミナーなど

これ以外にも企業内の仕事として、パソコンを使った資料の作成や健康状態のデータ集計なども含まれることがあります。

人産業看護に今求められていること
それは企業で働く人の「メンタルサポート」なのです!

産業看護の世界で、今もっとも重要視されているのは、「企業で働く人のメンタルサポート」となっています。
厚生労働省によると、うつ病の発生が原因で休職している人は20万人以上にのぼるということです。
この数字をみただけでも、メンタルサポート、つまりメンタルヘルスケアの重要性がわかっていただけることでしょう。

2011年より、厚生労働省では「メンタルヘルスケア対策の義務化」に向けて動き出しています。
産業看護にたずさわる一員として体のサポートに加え、心のサポートがいかに重要かということは、頭に入れておくべきです。

産業看護の世界は楽?
病院やクリニックとの違いを理解し、メリット・デメリットを知ることが大切です

産業看護の世界に興味をもち、産業看護師・産業保健師への道を進もうと考えている方も多いことでしょう。
企業で働く人というイメージだけを考えると、土日祝日の休みや、夜勤・残業が少ないことなどが魅力となっているかと思います。

しかし、病院やクリニックで働く看護師・保健師とは違った仕事が中心となっているため、メリット・デメリットがあります。
看護師・保健師から産業看護師・産業保健師への転職を考えている人は、勤務状況などのメリットのみを考えるのではなく、産業看護がどんな世界なのかを十分理解し、自分が働く場所として向いているのかどうかも、じっくり考えていただければと思います

産業看護の世界で働きたい方へ
産業看護の仕事をしっかり理解し、
自分に合った内容かを見極めることが大切です

産業看護の仕事は、企業内における看護(病気や怪我の手当て)だけではなく、健康診断や健康相談、そして最も重視されている"メンタルヘルスケア"などすべてを指しています。

看護師をしていたが、予防医療に興味をもち保健師を目指す人。
行政保健師として働いていたが、企業で働くことを希望し、産業保健師を目指している人。
産業看護の世界を目指すことを決める理由は、さまざまでしょう。

しかし、産業看護の幅広い意味、また最も重要視されている役割を知らないまま転職をしたとしても、「思っていた職場と違う」という結果になりかねません。

産業看護の世界にも、医療看護の世界にはないメリットやデメリットが存在します。 そのメリット・デメリットを含めた役割を理解し、転職する際の決断の参考にしていただければと思います。

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