【保健師】業界情報こんなにたくさん!企業向けセルフケアサービスをまとめてみました!
2016年03月11日
こんにちは、保健師転職のアポプラス保健師ライターチームです。
「健康経営」「ウェルネス経営」などの言葉が注目される昨今、従業員の健康増進を目指す企業が増えています。
2015年には、「ウェルネス経営協議会」が発足し、ANAホールディングスやネスレ日本、ファミリーマートなど48社が参加しました。
これらの状況をうけ、現在企業向けのセルフケアサービス(健康支援サービス)が続々登場しています。
具体的にどんなサービスがあるのか、ご紹介していきます。
意欲をもって継続できる健康支援プログラム
Keas社が行うプログラムは、ゲーム化したコンテンツやソーシャル機能を利用し、従業員が意欲をもって取り組める健康支援となっています。
従業員一人ひとりにとって最適な病気管理プログラムや健康支援プログラムを提供。
企業側は従業員の健康状態や潜在リスクを可視化する分析ツールを使用できるようになるので、会社をあげての健康の取り組みが可能になります。
Keas社
Jiff社が行うのは、多彩な健康プログラムをそろえたマーケットプレイスの提供。
従業員側が自分で選択し、健康プログラムを実践できるようになっています。
Jiff社
同じく、従業員の健康のためにデータを収集したり健康プログラムを提供したりするサービスを行っているのがWellmo。
フィンランドの通信会社で携帯メーカーでもあるNokiaのヘルスケアチームで働いていたメンバーが立ち上げたヘルスケアアプリです。
Wellmo
遠隔診療や従業員ごとの保険をカスタマイズするサービスも
従業員が体調不良を感じたとき、24時間365日いつでも医師と連絡をとり診察や処方を受けることができるサービスを展開する企業もあります。
Sherpaa
一方、医療保険の給付内容を従業員ごとにカスタマイズできるサービスを提供する企業もあります。
これにより企業側は、従業員によりよい医療サービスを少ない負担で提供できるというメリットが生まれます。
Collective Health
企業向けセルフケアサービス
日本でもこんな取り組みが
さまざまな企業向けセルフケアサービスについてご紹介してきました。
しかしここまではすべて、海外の企業が提供するサービスになります。
日本では遅れがみられるようですが、日本らしいサービスの提供を始めている会社もあります。
さっそくご紹介しましょう。
従業員に対してマッサージを行うサービスを提供する「オフィスdeリラックス」。
株式会社イーヤスが行っているサービスで、関東・中部・関西などの全国主要都市にて展開中です。
株式会社イーヤス「オフィスdeリラックス」
マッサージや整体を個人でうけている人は多いと思いますが、「オフィスdeリラックス」はその名のとおり会社と契約します。
契約した会社の従業員は、休み時間などを利用し無料または格安でサービスを受けることができます。
導入した企業での利用率は100%といわれ、かなり人気の福利厚生となっています。
またマッサージなどによる心身ケアを提供することで、従業員のミスや怪我・事故の防止につながっているという企業もあり、従業員にとっても企業側にとってもメリットが生まれているようです。
企業向けセルフケアサービス
産業保健師として知っておきたい情報
ご紹介したとおり、現在企業向けのセルフケアサービス、健康支援サービスがどんどん増えています。
産業保健師の仕事は従業員の健康を守ることですから、もし勤め先の企業にとって必要なサービスだと感じたら提案することも仕事のひとつかもしれません。
そのためには、どんなサービスがあるのかを知っておくことも必要です。
また、まだこういったサービスを知らないという企業も多いでしょうから、産業保健師の立場で提案しておくのも将来の従業員、そして会社のための投資となるかもしれません。
産業保健師として知っておきたいことは数々あるかと思いますが、今回の情報もそのひとつとして、知っておいていただければと思います。
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