2015年02月24日

こんにちは、保健師転職のアポプラス保健師ライターチームです。

千葉県内には、主要企業の工場がたくさんあることをご存じでしょうか。
たとえば、敷島製パン・メルシャン・伊藤ハム・日立製作所・サッポロビール、
さらには、今、朝ドラでブームになっている、ニッカウヰスキーなど・・・名だたる企業の工場が集まっています。
特に、沿岸部に多いようです。

工場、しかも主要企業のものが多いとなると、産業保健師の需要も高いのでしょうか。
果たして千葉県は、首都圏一の求人があるといえるのでしょうか？
千葉県の企業や工場の実態をみながら、産業保健師の事情について探ってみましょう。

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京葉工業地帯のある千葉県
工業の特徴は？

日本三大工業地帯のひとつ京浜工業地帯から、千葉方面に伸びる京葉工業地帯は、千葉港を中心に広がる工業地域です。石油・石炭・鉄鋼・化学が主な業種となっています。

千葉県のHPによると、「平成23年における従業者4人以上の事業所の製造品出荷額などは、11兆8,867億円で、全国第7位」となっています。
平成25年の最新の調査によると、事業所数は全国14位、従業者数は11位、出荷額は6位という結果に。
この出荷額は、関東地方では神奈川県に次いで2位、東京よりも上回る結果となっています。

最新版！平成25年工業統計調査
事業所数と従業者数は減少、しかし！

工業統計調査によると、平成25年の事業所数（従業員4人以上）は5,211で前年に比べ4.5％の減少、従業者数は198,600人で前年に比べ0.1％の減少となっています。
しかし、事業所数も従業者数も微減しているのに対し、出荷額は12兆8,232億円で、前年に比べ3.6％の増加となりました。

事業所数は、「石油・石炭」「家具・装備品」で増えているのに対し、
「情報通信機械」や「繊維」、「電子・デバイス」などが減った結果によるようです。
従業者数は、「電子・デバイス」「なめし革」「印刷」などで増えているのに対し、「情報通信機械」「業務用機械」などで減っています。
出荷額が増えている要因としては、元々千葉県で強い「石油・石炭」「化学」などに加え、「印刷」「なめし革」「家具・装備品」などが増加傾向にあることが考えられます。

千葉県の産業保健師事情は？
「千葉産業保健総合支援センター」の存在

千葉県には独立行政法人が運営する、「千葉産業保健総合支援センター」があり、産業保健師の相談にのったり、研修を行ったりするなど、積極的に"産業保健"に取り組んでいます。

たとえば、直近（平成27年）の研修をみると、
・非定常作業の安全衛生管理：2月23日（月）
・産業保健活動の場における個人情報の保護について：2月24日（火）
・カウンセリングの技法を学ぶ：2月26日（木）
・労働安全衛生法で義務化が決まった「ストレスチェック」について：3月12日（木）
・ケースメソッド研修で「がん患者の就労支援」を考える：3月16日（月）
などが予定されています。

工業がさかんで工場が多い千葉県
産業保健師として働くために

京葉工業地帯のある千葉県は、沿岸部を中心に企業の工場が多い場所です。
事業所や従業者数が減少しているにも関わらず、出荷額は伸びているなど、今後の動向は気になるところ。
現段階では、残念ながら産業保健師の求人が必ずしも多いとはいえません。
だからこそ、求人を探す場合は、専門の求人サイトを活用するとよいでしょう。

たとえば、現在の「アポプラス　メディカルジョブ」の公開求人をみると、
海浜幕張駅近くの大手企業での保健師求人が見つかります。（平成25年2月11日現在）「アポプラス　メディカルジョブ」では、求人サイトとして20年の歴史がありますので、このような公開求人だけではなく、非公開求人も、持っております。
千葉県で産業保健師として働きたい場合は、ぜひ「アポプラス　メディカルジョブ」をご利用ください。