【保健師】業界情報保健師に向いている性格って?看護師と比較してみました!
公開日:2015年04月09日

こんにちは、保健師転職のアポプラス保健師ライターチームです。
保健師は看護師の免許ももっていますので、保健師としても看護師としても
働くことが可能です。保健師になるか看護師になるかは、勤務条件などで決めることも
ありますし、性格の向き不向きで判断することもあるでしょう。
また勉強をしている段階で、看護師は命と真正面から向き合う仕事であることから
プレッシャーを感じ「健康をサポートする保健師のほうが向いているのではないか?」
と考える人もいるようです。
保健師や看護師の声を聞きながら、保健師に向いている性格について看護師と
比較しつつ考えていきましょう。
看護師と保健師の大きな違い
直接「命」と向き合うかどうか
看護師が病人やけが人のお世話をするのに対し、保健師は病人やけが人ではない人のお世話をする仕事です。
看護師といっても大学病院のように大きな病院で働く人から、町の診療所といった小さな病院で働く人までさまざまですから
一概にはいえませんが、保健師よりも「命と向き合う」場面は多くなります。
特に救急病院や病棟で働く看護師などは、命を預かるというプレッシャーと日々戦っていることでしょう。
それだけに「やりがいを感じている」という看護師もいれば、「プレッシャーに押しつぶされそう」だと感じる看護師もいます。
前者の場合は看護師に向いている性格、後者の場合は保健師に向いている性格、といえるかもしれません。
看護師に求められる資質と
保健師に求められる資質について
看護師に聞いたあるアンケートによると、看護師に必要なのは「1位 体力」「2位 精神力」「3位 優しさ・思いやり」でした。
看護師は定時にあがれることは少なく夜勤などもありますから、体力勝負の仕事です。また前のコーナーでお話ししたとおり、
命と向き合う仕事なので精神力も大切でしょう。
一方保健師は残業が少なく夜勤がないことも多いですから、体力的な心配は看護師に比べると少ないといえます。
「命」に直結する仕事ではないことから、精神的なキツさはないと思われるかもしれません。しかし、心の病気を抱えた人や高齢者・介護に
たずさわる人たちの対応をすることもありますから、看護師とは違った意味で精神的なキツさを感じることもあるでしょう。
優しさや思いやりは、看護師・保健師両方に共通して必要な資質だといえます。病人やけが人の対応をする看護師、高齢者や心の病気を
抱えた人の対応をすることもある保健師。常に人の気持ちに寄り添い、温かい態度で接することが求められます。
保健師に向いている性格は
ずばり「包容力」?
看護師も保健師も、優しさと思いやりをもって他人と接することが必要な職業。
看護師は医師の指示のもとに手当てやお手伝いをすることが主な仕事ですが、保健師は自分が中心となって「健康維持や増進」の手助けを
行う場面もあるので、ときにはリーダーシップを発揮することも大切です。
そして職場によって「心の病を心配する人」「高齢者」「介護者」「お母さん」などさまざまな人の対応をする必要があるので、どんな人にも
おおらかな気持ちで接することができる包容力も大切なのではないかと思います。
ただし仕事を選ぶ際は、性格の向き・不向きに重点を置き過ぎる必要はないかもしれません。実際に働きながら必要な資質を
伸ばしていく人もいれば、働くことで自分の天職をみつける人もいます。
看護師から保健師に転職したが「やはり臨床の現場で働きたい」と、看護師にもどる人もいます。また最初から保健師として働き、
よい職場と巡り合えたことで一生を保健師として過ごす人もいます。
実際に業務を遂行することでみえてくることが必ずあるはずなので、自分の中で「保健師に向いていない」などと決めつけたりせず
「保健師」「看護師」の仕事に前向きに取り組んでみてはいかがでしょうか。
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