【保健師】求人・転職情報【30代で産業保健師に】未経験からでも目指せる?転職を成功に導く準備とポイント
公開日:2016年04月08日
更新日:2025年08月28日

こんにちは、保健師転職のアポプラス保健師ライターチームです。
「30代になって働き方を見直したいけど、産業保健師に転職できるか不安...。」
「産業保健師の仕事に興味があるけど、未経験からでも挑戦できるのかな?」
「実際に転職した人のリアルな話や、具体的な準備について知りたい。」
もしあなたが、「このままでいいのかな」と働き方を見直しはじめた30代の保健師であれば、この記事は、今感じている不安や迷いを少しでも軽くし、産業保健師という新たな選択肢に踏み出すきっかけになるかもしれません。
産業保健師は、企業における従業員の健康維持・増進や病気・怪我の予防、メンタルヘルスケアを主な業務としています。こうした従業員の健康支援が、企業の経営課題として重要視されるようになった今、「健康経営」に取り組む企業が増えており、それに伴って産業保健師の需要も高まっています。
健康経営とは、従業員の健康管理を経営的な視点から戦略的に実践することであり、経済産業省もその推進を積極的に行っています。 (引用:経済産業省|健康経営)
本記事では、30代で保健師や産業保健師への転職を考えるあなたに向けて、成功するための事前準備や押さえておきたいポイントを解説します。この記事を読むことで未経験でも産業保健師として活躍するための具体的な道筋が見えてくるでしょう。
目次
- ・30代保健師が産業保健師に転職する理由とは?今増えている3つのポイント
- ・30代からの産業保健師転職で押さえるべきメリットとデメリット
- ・産業保健師の仕事内容と働き方
- ・【転職体験談】30代が語る!産業保健師の働きやすさと仕事の魅力
- ・未経験からの挑戦を成功に導く!30代産業保健師の転職活動の進め方
- ・【転職のプロ直伝】30代産業保健師転職で押さえるべき準備と面接のコツ
- ・30代の保健師・産業保健師転職でよくある質問
- ・産業保健師の求人状況と30代が知っておくべき転職のタイミング
- ・30代必見!失敗しない産業保健師求人の探し方
- ・30代で需要が高まる産業保健師への転職はキャリアの1つになる
30代保健師が産業保健師に転職する理由とは?今増えている3つのポイント

「転職は早い方が有利」「転職するなら早めに決断した方がよい」とよくいわれますが、スキルや経験値が少ない場合は、即戦力として企業で活躍するのは難しいです。一方で、一定の経験を積み、スキルを身につけている人は、企業からも即戦力として期待されるため、キャリアアップや条件の良い転職先を見つけやすくなります。こうした背景から、30代になるとキャリアアップやキャリアチェンジ、職場の待遇について考える人が増えます。
一方で、プライベートでも結婚や出産といったライフステージの変化を迎える人も多いでしょう。
これまでのキャリアを踏まえながら「今後どう働きたいか」「どんな環境で力を発揮したいか」といった将来設計を見直す時期でもあります。加えて、結婚・出産・育児などライフステージの変化を迎える人も多く、仕事と家庭の両立が可能な働き方を模索するケースも増えています。
ここでは、30代の保健師が転職を意識しやすい理由やタイミングについて、具体的に見ていきましょう。
ライフステージの変化で働き方を見直す人が多い
30代の保健師が転職を考えるきっかけの一つが、ライフステージの変化です。結婚や出産、育児など家族構成の変化により、「今の働き方をこのまま続けられるのか」「もっと柔軟に働ける職場に変えたい」とこれまでの働き方や勤務地を見直す人が増えています。
結果として、30代でワークライフバランスを重視した転職を決断するケースが少なくありません。
キャリアアップ・キャリアチェンジを考える
2つ目のきっかけは、キャリアアップやキャリアチェンジへの意欲です。20代で経験を積んできた保健師が、「より専門的な領域でスキルを深めたい」「企業で働く産業保健師として活躍したい」「マネジメント職にステップアップしたい」といった次の目標に向けて動き出すタイミングが、30代です。
実際、30代は即戦力として企業からも期待されやすく、転職市場でも評価されやすい年代です。「これまでの経験を活かしつつ、よりよい環境に挑戦したい」と思う人にとって、キャリアの選択肢が広がる重要な時期といえます。
労働環境への不満から企業への転職を検討
3つ目のきっかけは、労働環境や収入などの待遇面に対する不満です。
例えば、一人職場では業務範囲が広く、過重労働や長時間勤務につながるケースもあります。
さらに、周囲に同じ立場の同僚がいないことで、悩みを共有できず孤独を感じやすいという声も多く聞かれます。そうした状況が続き、職場の理解や改善が得られない場合、「企業でチーム体制の中で働きたい」「もう少し余裕のある環境で働きたい」と考え、企業で働く産業保健師への転職を検討する人が増えています。
アポプラス保健師では、産業保健師としての実務に役立つ知識やスキルを、楽しみながら学べる「シャイン研修」を提供しています。同じ立場で働く仲間と交流しながら学べるため、日々の業務に自信が持てるきっかけや、モチベーションアップにもつながると好評です。
これから産業保健師を目指す方はもちろん、すでに働いていて「実務のコツや他の保健師の事例も知りたい」という方にもおすすめです。気になる方は、ぜひお気軽にご参加ください。
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30代からの産業保健師転職で押さえるべきメリットとデメリット

30代での保健師転職は、「即戦力」として評価されやすい一方、求められる役割や責任が大きくなる傾向があります。ここでは、30代で保健師や産業保健師に転職する際のメリットとデメリットを具体的に解説します。
30代で転職するメリット
30代で産業保健師に転職するメリットは、大きく2つあります。
- 即戦力として活躍できる
- 年収アップが期待できる
1つ目は即戦力として活躍することで、会社への貢献度が高くやりがいを感じられる点です。30代は社会人経験が豊富であることから、企業側も即戦力としての活躍を期待します。特に産業保健師の場合、ストレスチェック対応、健康相談、衛生委員会への参加など、実務での判断力や対応力が求められるため、経験がある人材は重宝されます。
特に近年では、健康経営に力を入れる企業も増えており、専門職としての役割が明確になっている点も、やりがいを感じやすいポイントです。
2つ目は、会社への貢献度の高さや期待値から、成果に見合った報酬が得られる可能性もあります。30代での転職は企業からの期待が大きいため、求められることや業務の幅が広がるぶん、責任も増しますが、キャリアアップや待遇改善を目指す人にとっては好機となるでしょう。
30代で転職するデメリット・注意点
一方で、30代での転職には次のようなデメリットもあります。
- 未経験の場合には企業へのアピール方法を考える必要がある
- 転職によって年収が下がる可能性がある
1つ目は、未経験で保健師へ挑戦するには、自分のスキルや経験がどのように活きるのかを明確に伝える必要があります。
例えば、保健師資格はあっても産業保健師の実務経験がない場合、「どう経験を活かせるか」を企業に伝える工夫が必要です。経験が浅い場合は、面接時に具体的な姿勢や学ぶ意欲を示すことも重要です。また、看護師からのキャリアチェンジを目指す場合は、保健師資格を持っていない場合は、資格取得が必要になります。
2つ目は、転職によって年収が下がる可能性もあることです。転職によって年収アップが期待できる反面、「勤務地・勤務日数・時短勤務」などライフスタイルを優先した条件で転職する場合、年収が下がるケースもあります。希望条件と年収のバランスをどう取るかは、転職活動の重要なポイントとなるでしょう。
このように、30代での保健師転職にはメリットも多い一方で、事前準備や企業選びが重要です。産業保健師としてのキャリアに興味がある方は、自分の強みや希望条件を整理し、転職エージェントなどの支援を活用するのがおすすめです。

産業保健師の仕事内容と働き方

産業保健師には、企業で働く従業員の健康管理や健康増進を図るための役割があります。ここでは、産業保健師の主な仕事内容や企業で働く魅力について見ていきましょう。
主な仕事内容
産業保健師の主な仕事内容は、次のとおりです。
- 従業員の健康診断結果のデータ整理
- 仕事中に起こった怪我や病気の治療
- 従業員への保健指導
- メンタルヘルス対策や面談
- 安全衛生委員会への出席
上記のように、産業保健師は企業の他部署と連携しながら、従業員を健康面からサポートします。健康診断結果のデータ整理といった事務作業や従業員への保健指導、ストレスチェックの結果に基づくメンタルヘルス対策などが主な仕事です。
その他、働く環境をよくするために安全衛生委員会へ出席したり、怪我などが発生した際には応急処置も行います。
企業で働く魅力
産業保健師として、企業で働く魅力は次のようなものがあります。
- 従業員の健康を守ることがやりがいにつながる
- チームワークを活かした連携
- キャリアアップにつながる
1つ目は、従業員の健康を守ることです。企業の生産性アップのためには、従業員の健康維持は欠かせません。健康を維持できることにより、生産性が上がり、製品・サービスの品質向上にも結び付きます。
2つ目は、人事担当者をはじめ、さまざまな職種の人と連携しながら仕事をすることです。産業保健師が従業員の健康を守ることは、産業保健師や人事担当者の力だけでは成しえません。その他に産業医や従業員の上司など、さまざまな人が情報共有し連携することで、従業員の健康課題に取り組みます。
3つ目は、キャリアアップにつながることです。会社への貢献や多職種との連携で積んだ経験は、マネジメントや若手の育成にも活かせます。また、スキルアップや専門性を高めることで、産業保健師として企業の産業保健活動を統括することも可能です。
【転職体験談】30代が語る!産業保健師の働きやすさと仕事の魅力

ここでは、看護師としてキャリアを積んできたSさんが、ワークライフバランスを考えたときに産業保健師へ転職した体験談をご紹介します。
転職を考え始めた背景ときっかけ
Sさんは高校生のときに看護師を志し、資格取得後は医療の現場で経験を重ねてきました。結婚や出産を経ても仕事を続け、日々患者と向き合ってきましたが、子育てと仕事の両立には次第に限界を感じるようになりました。
引き継ぎが不十分なまま勤務を終えることに心苦しさを感じたり、仕事をやり切れない自分にストレスを抱える場面も増えていきました。そうした日々の中で、働き方そのものを見直したいという気持ちが強くなっていったそうです。
また、日々の業務を通じて、医療現場でミスが起きる背景や、患者が病気になる前にできたはずの予防措置に対する関心も高まっていきました。治療だけでなく、「予防」や「仕組みづくり」にも携わりたいという思いが、転職を考えるきっかけになったといいます。
転職活動の進め方と内定までの流れ
Sさんが転職するにあたって重視した点は、次の3つです。
- 看護師としてのスキルを活かせる
- 保健師として未経験でも採用してくれ、幅広い業務に挑戦できる
- 家庭との両立ができる
この3点を重視し、まず転職サイトで求人を探しました。その中で、「アポプラス保健師」に出会ったのです。アポプラス保健師の担当者からは、求人情報の見方のレクチャーや、履歴書・職務経歴書の作成サポートなど、さまざまなフォローを受けることができました。
求人情報の収集と並行して、Sさんは過去の仕事から嫌だったことや自分に合わなかったものなどを事前に洗い出し、さらに面接への準備も進めていました。
転職後の働き方と感じているやりがい・変化
現在は、産業保健師として平日9時から17時半まで勤務しています。土日が休みで、業務の多くはデスクワーク中心です。日々の業務量もある程度自分で調整できるため、子育てとの両立がしやすくなりました。
看護師として培ってきた医療知識や現場での対応力は、従業員の健康支援を行う産業保健師の仕事にも十分に活かせていると感じるようです。また、転職活動中に『過去の仕事で苦労した経験』を洗い出したことで、現在の職場ではギャップを感じることなく働くことができています。
自分らしい働き方を目指す方へ
Sさんのように、30代でキャリアや働き方を見直し、新しい道に進む方は増えています。産業保健師は、医療現場での経験を活かしながら、自分らしい働き方を実現しやすい職種の一つです。
「もっと働きやすい環境で、専門性を活かしていきたい」
「家庭との両立ができる仕事を探している」
そう感じている方は、一度産業保健師という選択肢を検討してみてはいかがでしょうか。
保健師の転職支援に特化した【アポプラス保健師】では、専門のキャリアコンサルタントが希望や状況に合わせて丁寧にサポートします。まずは情報収集からでも構いませんので、保健師への転職をお考えの方はお気軽にご相談ください。
未経験からの挑戦を成功に導く!30代産業保健師の転職活動の進め方

30代からの産業保健師への転職は、これまでの経験をどう活かせるかという視点がより重要になります。企業側も「即戦力」や「将来のコア人材」として厳しく見てくるため、ポイントを押さえた準備が必要です。
ここでは30代の方が、産業保健師への転職活動を円滑に行うために特に意識すべきポイントについて、見ていきましょう。
企業が求める人物像やスキル
企業が30代の産業保健師に求めるスキルや人物像は、次のようなものです。
- 保健師としての専門性の高い知識
- コミュニケーション能力
- コンサルティング能力
- 法令や健康管理の知識
- 従業員や関係部署との信頼構築
- 課題解決・施策提案
保健師としての高い専門性や知識は欠かせませんが、企業が30代の方の採用で期待するのはそれだけではありません。従業員との信頼関係を構築するために必要なコミュニケーション能力や課題解決に必要なコンサルティング能力も、円滑な産業保健活動に必要です。
資格・経験がなくても通用する理由
産業保健師の業務には、必ずしも保健師の資格や産業保健の実務経験が求められるわけではありません。特に30代でのキャリアチェンジでは、これまでの看護師としての経験や、相談業務・対人支援のスキルを活かして活躍できるケースがあります。
特に近年は、企業側も健康経営やメンタルヘルス対策の重要性を感じているため、対人支援に強みを持つ人材が歓迎される傾向です。転職活動では「資格の有無」だけで判断されることは少なく、過去の職務経験・人柄・組織への適応力なども重視されます。
例えば「前職で培った相談対応の経験が、産業保健師の面談にも応用できる」といったように、自身の強みをわかりやすく言語化しておくことが大切です。専門スキルを証明する資格や産業保健師に関する経験がないからと諦めずに、言語化した内容をしっかり伝えるようにしてみてください。
転職活動で失敗しないための準備
30代の転職で失敗しないためには、戦略的な準備が不可欠です。具体的には、下記のような点を意識してみてください。
- キャリアの棚卸し(自己分析)
- 徹底した企業分析
自分のこれまでのキャリアを、応募先企業が求める形で伝えられるようにしましょう。
加えて産業保健師への転職を成功させるためには、保健師としての高い専門性や知識を身につけ、常に情報をアップデートし続ける姿勢を持つことです。産業保健師としての自分の価値を高めるために、健康経営アドバイザーや産業カウンセラーといった資格取得を目指すのもおすすめです。
【転職のプロ直伝】30代産業保健師転職で押さえるべき準備と面接のコツ

30代で産業保健師への転職を考えている人は、企業から即戦力となることを期待されています。転職活動するうえで、事前に準備しておくことや成功のコツについて、見ていきましょう。
事前準備のポイント
事前準備のポイントは、面接対策です。
面接時にアピールするために、自分がなぜこの会社で働きたいのか、自分の持つスキルがどのような部分で会社に貢献できるかを事前にしっかりまとめて伝えられるようにしてください。また、逆質問の準備もしておくことで、企業に対して熱心に情報収集している印象を与えられます。
面接でよく聞かれる質問と対策
面接でよく聞かれる質問は次のようなものです。
- 志望動機や経験してきたこと
- 経験や持っているスキル
- 過去の経験からの対応力やコミュニケーション能力
1つ目の志望動機は、どのような面接でも基本的にされる質問です。どこにでも通用するような志望動機ではなく、なぜこの会社で働きたいかが伝わるように、具体的な回答を準備しましょう。
2つ目の経験やスキルについては、30代での転職では、企業側も即戦力を求めます。そのため、どのような業務経験があるかや持っているスキルや・資格について、簡潔な回答を準備しておきましょう。産業保健師経験がない場合は、これまでにどのようなことを経験して、なぜそれが産業保健師に活きるのかを話せるように準備しておくようにしてください。
3つ目の対応力やコミュニケーション能力については、企業で働く産業保健師にとって重要な能力です。いろいろな部署との連携が業務の中で必要になるため、これらの能力を活かした経験やエピソードの準備も必要です。
企業が求めている産業保健師の人物像や面接で聞かれやすい質問、さらに高評価を得やすい逆質問についてご紹介します。
30代の保健師・産業保健師転職でよくある質問

30代での保健師・産業保健師への転職は、未経験だったり、ブランクがあったりすると不安を感じる人もいます。
ここでは、30代の保健師・産業保健師への転職時によくある疑問について解説します。
産業保健師は未経験でも応募できますか?
企業の産業保健師の主な業務は、従業員の健康維持や病気・怪我の予防です。そのため、臨床経験の有無が必須条件ではなく、未経験者でも応募することは可能です。
ただし、看護師として臨床経験があることは、採用において有利に働くといえます。
給与や待遇は看護師と比べてどうですか?
産業保健師は基本的に土日出勤や夜勤はありません。そのため、体力的な負担は少なく、プライベートとの両立もしやすいといえます。一方で収入面では、夜勤手当や特殊な手当が付く看護師と比較すると、年収も若干下がる傾向にあります。
一人職場に不安。サポート体制はある?
一人職場の場合、業務の進め方や施策検討の際に相談する相手がいません。しかし、産業保健師としては一人ですが、立場は違えども産業医・衛生管理者・人事部門の担当者などがいます。
また、外部の産業保健に関する相談窓口として、独立行政法人 労働者健康安全機構が設置している「産業保健総合支援センター(さんぽセンター)」の利用を検討するのもおすすめです。
30代未経験・ブランクありでも産業保健師・保健師に転職できますか?
未経験者でも、看護師としてのキャリアやブランクがあっても、保健師の資格を持っているならば企業とのマッチング率も高まります。アポプラス保健師では、保健師業務に役立つ情報の提供やスキルアップのためのセミナーなど、定期開催し、保健師としてキャリア形成をサポートします。
産業保健師の求人状況と30代が知っておくべき転職のタイミング

産業保健師は人気の高い仕事です。一方で、企業内に配置される人員の少なさから、狭き門であることは間違いありません。
ここでは、競争率の高い産業保健師の求人情報やおすすめの転職時期について、見てみましょう。
産業保健師の求人市場の特徴
「令和2年度 事業場における保健師・看護師の活動実態に関する調査報告書」から見て取れるのは、産業保健師等を雇用している企業のうち、49.4%が一人雇用という実態です。
企業規模別に見ると、従業員が1,000名未満の企業では、約半数が産業保健師を1名体制で配置していることがわかります。
健康経営への意識の高まりで需要は多いものの、企業ごとに見れば採用人数が一人しかいないケースが少ないため競争率は高いといえます。また産業保健師の場合は、カレンダー通りの休みになる職場が多く、ワークライフバランスを取りやすいため離職率が低いのが特徴です。
30代が動きやすいタイミングとは?
30代は自分や周囲でのライフイベントが多い時期でもあります。そのため「家庭と両立しやすい働き方がしたい」など、ライフスタイルの変化を感じて、自分自身が新たな働き方を意識したタイミングが動きやすいといえます。特に結婚や出産などにより大きくライフスタイルが変化したタイミングは、転職のきっかけになりやすいです。
転職時期に迷ったときの判断ポイント
転職するタイミングに迷ったときは、次のようなことをポイントに考えてみましょう。
- 自分のキャリアについて整理できているか
- 自分のキャリアプランを設計できているか
自分がこれまで積みあげてきたキャリアについて、自己分析で強みや弱みを把握できているかは、転職するにあたって重要です。転職活動時の面接では、自分の強みを業務にどう活かして貢献できるかを整理できていなければ、自分を適切にアピールすることができません。
また、産業保健師の業務は多岐にわたります。自分の強みを理解したうえで、キャリアの方向性を専門性を深める方にいくか、それとも組織を指揮するマネジメントの方にいくかによってキャリアプランは変わります。
転職時期に迷ったときはキャリアの整理ができているか、キャリアの方向性や設計ができているかをポイントに判断するとよいでしょう。
30代必見!失敗しない産業保健師求人の探し方

30代の転職は、今働いている会社から求められる内容や期待値の高さから、忙しい合間にこなさなければなりません。
ここでは、忙しい30代が希望条件に見合った求人情報を効率的に探すためのコツを見ていきましょう。
求人サイトだけでは見えない情報(業務範囲・一人職場か)
転職を考えたとき、情報収集先として求人サイトが真っ先に思いつくはずです。しかし、求人サイトに掲載されている企業の情報は、他社との比較がしやすいようにある程度記載内容が決まっています。
実際に自分が働くイメージをしたときに、社風や部署の雰囲気はどうなのか、保健師が配置される組織の体制はどのようなのかといった部分は、見えにくいのです。
求人サイトは自分のペースで情報収集を進められますが、アクセスできる情報に限りがあることが難点です。
エージェント活用で選択肢が広がる理由
転職エージェントが求人サイトと大きく異なる点は、アドバイザーが自分に合った求人情報を紹介してくれる点です。求人サイトでは掲載されていない企業情報や自分の条件に合わせた情報提供をしてくれます。
また求人サイトに掲載されていない非公開求人も豊富にあるため、自分ではアクセスできない情報を得られ、その分選択肢を広げることが可能です。
選択肢を広げたいと感じた場合には、産業保健師の転職に特化した【アポプラス保健師】に一度相談してみてください。非公開求人も多数取り扱っており、より多くの求人からあなたに合ったものを紹介します。
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30代は、ライフイベントが多く起こりやすい年代です。また、これまで積みあげてきたキャリアとこれから積んでいきたいキャリアについて考えるのに、重要な時期でもあります。
産業保健師の需要は、企業の健康経営への意識の高まりから今後も需要が増えていくと予想されるでしょう。一方で専門性が高く、配置される人員は少ないため、採用される際の競争率は高くなります。
産業保健師の転職を考えている人は、一度アポプラス保健師にご相談ください。アポプラス保健師は、産業保健師のキャリア形成において、「人生設計にあった働き続けられる」職場との出会いを重視し、キャリアアップを目指す人の成功を支援する専門サービスです。
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