【保健師】業界情報看護師から保健師になるには何が必要?まとめました!
公開日:2015年10月14日

こんにちは、保健師転職のアポプラス保健師ライターチームです。
土日も仕事が入ったり、夜勤があったり、体力的にも環境的にも看護師として働くのが難しい・・そんな時期が訪れることがあるでしょう。
そんな中、土日祝日休み、夜勤なしといわれている、保健師という仕事に興味をもたれる方も多いかもしれません。
でも「保健師って、どんな仕事をするの?」「看護師とどう違うの?」という点について、具体的にイメージできない方もいらっしゃるでしょうか。
そこで「看護師と保健師の仕事の違い」、さらには看護師から保健師になるにはどうすればよいかを具体的にお話しします。
看護師と保健師の仕事の大きな違いお世話する対象者が違う!
まずは、看護師と保健師の違いを知っておきましょう。
看護師は、病人やけが人など患者に対して看護したりお世話したりするのが仕事です。
一方保健師は、病人やけが人の対応をすることもありますが、健康な方の相談をうけたりアドバイスをしたりすることも仕事のひとつです。
お世話する対象者が異なることが大きな違いです。
働き先は、それぞれ病院や企業、保健所や保健センターなどさまざまですが、一般的に 看護師は病院、保健師は企業や保健所、保健センターが多くなります。
看護師から保健師になるには看護師免許だけではダメ?
では看護師から保健師になるにはどうすればよいのでしょうか?
保健師になるには看護師免許以外に保健師免許も取得しなくてはいけません。
看護師の資格をもっている方であれば、保健師学校養成所に6ヶ月~1年通い保健師国家試験合格を目指すとよいでしょう。
すでに保健師の資格も取得済みの方であれば、保健師の就職先を探せばよいだけです。
保健師には市町村などで働く行政保健師と、企業などで働く産業保健師がいます。
どちらを目指すかで就職活動の方法も違いますので、「行政保健師になるには」「産業保健師になるには」と分けて、それぞれご紹介していきたいと思います。
保健師学校養成所 どんなことを学ぶのか?
保健師になるにはどうすればよいかをお話しする前に、これから保健師の資格を取ろうと考えている方のために「保健師学校養成所」についてお話ししておきます。
保健師学校養成所の基準は法律で定められています。
保健師になるためのカリキュラムは"地域看護学12単位、疫学・保健統計4単位、保健福祉行政論2単位、臨地実習3単位、合計21単位"であったのが、平成20年度に「保健師助産師看護師学校養成所指定規則」の一部改正により、"地域看護学12単位、疫学2単位、保健統計学2単位、保健福祉行政論3単位、臨地実習4単位、合計23単位"に増えました。
これは保健師教育を充実させ、よりレベルの高い保健師を育てることを目的にされています。
特に臨地実習は重要で、実践能力を鍛えることの大切さを現場のスタッフたちが感じているようです。
看護師から行政保健師になるには各都道府県のホームページをチェック!
行政保健師の求人は、基本的には自分が勤めたい市町村のホームページをチェックすることからはじめます。
たとえば横浜市で保健師職員として働きたい場合「横浜市 保健師」で検索してみてください。
横浜市のホームページ内に「市職員募集」などとして記載されています。
行政保健師の場合に大変なのは、求人情報を各市町村から探さなくてはいけないこと。
神奈川県内ならどこでもいいと考えていたとしても、行政保健師の求人は一覧で見ることはできません。
「横浜市」「川崎市」「小田原市」など、それぞれをチェックする必要があります。
もうひとつ大変なのは市町村によって募集時期が違うこと。
また新年度採用以外に中途採用の募集をすることもあります。
たとえばある市町村では、平成28年1月1日採用の保健師の募集を9月18日(金)まで行い、1次試験は10月3日(土)を予定していました。
このように常に募集があるかどうかをチェックする必要があります。
しかしもうひとつ、もっと楽な方法もあります。次のコーナーでお話ししますね。
看護師から産業保健師になるには?専門の転職サービスサイトに登録しよう!
産業保健師の場合は専門の求人サイトを利用すると、「東京都23区」の求人情報を一気に探せたり、「企業」の求人情報だけをピックアップして探せたりしますので便利です。
実は行政保健師の場合も、こうした求人サイトを利用して求人情報を探すこともできます。
ただし市職員の募集をホームページでしか行わない場合もありますから「行政保健師」にこだわる方は、求人サイトと各市町村のホームページ両方をチェックするとよいでしょう。
少し話がそれてしまいましたが、産業保健師に戻ります。保健師・看護師を専門に扱う求人サイトは、登録するだけで転職に関する相談にのってくれたり、希望の働き先が見つかるまでサポートしてくれたりするところもあります。
転職を希望する際は、そういったサイトを利用するのもひとつの方法です。
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