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産業保健師になるために臨床経験は必要?実際の業務に役立つ?

産業保健師への転職を検討するにあたって、臨床経験が必要かどうか悩む方も多いかもしれません。実際、看護師として臨床経験を経てから産業保健師に転職する人は多く、その経験を活かせるシーンもあります。
産業保健師になるためには臨床経験が必須なのか、未経験でも転職は可能なのかについて解説します。また、実際の業務において、臨床経験がどの程度役立つのかについても見ていきましょう。

産業保健師として就業するためには臨床経験が必要?

企業が産業保健師を募集する場合は、「看護師として3~5年の臨床経験」があることを条件としているところが多いです。しかし、企業によっては新卒の看護師や保健師を採用していることもあり、臨床経験を絶対条件としていないケースもあります。
つまり、産業保健師にとして就職・転職するにあたっての臨床経験の必要性については、企業によって異なるといえるでしょう。
なお、診療所登録をしている健康管理室の場合、採血や検診、怪我などの対応が発生する可能性もある為、臨床経験が必須条件となっています。

産業保健師の業務において「臨床経験」は必須ではない

産業保健師の業務は、「従業員の健康維持・増進」と「病気・ケガの予防」がメインとなります。
産業保健師は、従業員からの心身の健康に関する相談に応じたり、健康情報を管理したりと、会社全体の健康づくりのために活躍する仕事です。
看護師の場合は、「病気・ケガの治療」に関する業務がメインとなりますが、企業では健康面でのケアが主となるため、「臨床経験が必須」というわけではないのです。

重視されるのは人柄や人間性

即戦力となることが求められがちな保健師ですが、もちろん未経験者の募集もあり、臨床経験の浅い保健師もたくさんいます。
例えば、産業保健師以外に産業看護師も配置している企業であれば、臨床経験を持たない保健師を採用していることは珍しくありません。

もちろん、臨床経験を持つ方は面接などを有利に進められますが、産業保健師を採用するにあたって最も重視されるのは、臨床経験の有無ではなく人柄や人間性です。
従業員の心身の健康づくりをサポートする役割を担う保健師は、知識やスキル以外にも、人間性やコミュニケーション能力が求められます。

臨床経験はあったほうが有利?

産業保健師への就職や転職において臨床経験がある場合、どの程度選考を有利に進められるのでしょうか。また、どのくらいの期間の臨床経験があるとよいのかについて見ていきましょう。

産業保健師の求人は倍率が高いため経験があったほうが有利

産業保健師は、非常に競争率が高い仕事です。多くの企業で、求人倍率が数十倍になることも珍しくありません。
また、「企業勤務経験必須」「臨床経験5年以上」など、応募条件が厳しいケースも多いため、就業がすんなり進むとはいえない現状です。

産業保健師というポジションは病院の看護師とは異なり、「一次予防」に関わる業務がメインとなるものの、応募者が多い中では臨床経験がある人ほど、選考において有利となる可能性は高いでしょう。

経験年数は「3年以上」が有利

転職活動を有利に進めるために必要な臨床経験年数は、「3年以上」がひとつの基準となります。
3年以上の臨床経験があれば、即戦力となることが期待できる上、長期勤務が可能という印象を持ってもらえることもあり、採用につながりやすいでしょう。

臨床経験は産業保健師の仕事に役立つ?

産業保健師の仕事は、必ずしも臨床経験を活かせるわけではありませんが、勤務先によっては役立つ場合があります。臨床経験の経験やスキルを活かせるケースをご紹介します。

企業では「メンタルヘルス」に精神科の経験が役立つ

昨今は、メンタルケアが必要な従業員の増加に伴い、企業における「ストレスチェック制度」が義務化されました。
うつ病などで休職中の社員との面談や、復帰のためのサポートといったメンタルケアも産業保健師の重要な役割のひとつで、産業医や人事部、所属長などとも連携しながら対応していく必要があります。
そのため、精神科における臨床経験があると、こうしたメンタルヘルスの分野で活かすことができるでしょう。

工場ではケガの対応に経験が役立つ

産業保健師が工場で勤務する場合、「従業員の健康管理」に加えて、工場内の安全衛生管理、病気やケガの処置といった工場ならではの業務が加わります。
デスクワークと違って、事故といった危険を伴う工場では、従業員が健康に害を及ぼすことなく快適に作業できる環境にあるか、適切な勤務体制であるかといったチェックも産業保健師に求められます。
また、事故によるケガの頻度も多いため、応急処置も重要な仕事です。病院へ行くべきか、救急車を呼ぶべきかといった判断も含めて、臨床経験が活かせる職場といえるでしょう。

臨床経験は転職と現場のどちらにも活かせる!

産業保健師になるために臨床経験は必須というわけではありませんが、求人倍率が高い傾向があり、実際の業務で経験を役立てられるシーンも多いことから、臨床経験があるほうが転職は有利に進めやすいといえます。
また、従業員の心身の健康をサポートする保健師は、人柄や人間性も重視される仕事です。面接ではスキルや経験だけでなく、人間性やコミュニケーション力などもアピールできるよう、しっかり対策しておきましょう。

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