2015年09月04日

こんにちは、保健師転職のアポプラス保健師ライターチームです。

三重県の北部、愛知県や滋賀県にも近い四日市市。高度経済成長期には石油コンビーナートの立地で繁栄しましたが、公害が発生し「四日市ぜんそく」が問題になりました。当時はすぐに公害として認定されず患者が起こした裁判は５年も続きましたが、認定された後は市民・企業・行政が一体となって環境改善に取り組んでいます。

現在は石油関連以外の事業も発展し、四日市市には大手企業の産業保健師求人情報もあるようです。四日市市について、保健師の求人事情について調べていきます。

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大企業にはこんな義務が！
産業医や衛生管理者の設置義務

社員数の多い企業は産業医を置くことを義務付けられています。労働者が50人以上の場合は産業医を1人、3,000人以上の場合は2人などです。保健師の数は特に定めはありませんが、労働者の数が多ければ多いほど、保健師の採用人数が増えることは必然です。

一方で衛生管理者の選任も、以下のように定められています。労働者が50人以上200人以下の場合は1人以上、200人超え～500人以下の場合は2人以上、500人超え～1,000人以下の場合は3人以上、1,000人超え～2,000人以下の場合は4人以上、2,000人超え～3,000人以下の場合4人以上、3,000人以上は5人以上です。

実は「第一種衛生管理者」という資格は保健師の場合、都道府県に申請するだけ取得できます。保健師として大企業で働くというのとは少し異なりますが、「第一種衛生管理者」の資格を取得し大企業で働くというのも、ひとつの方法になります。

四日市市の環境改善の取り組み
全国の公害対策や環境改善の参考例に

四日市市といえば小学校の社会で「公害」について学んだ記憶がある方も多いことでしょう。実は四日市市で大気汚染によるぜんそくが問題になる前から全国でも同じような症例が発生していましたが、当時の患者たちは医療の負担を個人で行わなくてはなりませんでした。しかし四日市市が1965年（昭和45年）から市単独での「医療費救済制度」を開始し、国でも特別措置法などの制定を行ったことから、四日市市内約２千人の公害認定患者だけではなく全国で約19万人の公害認定患者の救済につながったといわれています。

環境改善の取り組みとして、1965年頃からは「高煙突化」「低硫黄燃料への転換」「排煙脱硫装置」の開発などが行われました。その結果、ぜんそくの主な原因とされていた二酸化硫黄濃度は、1976年に市内全域が国の環境基準をクリアしました。（※広報よっかいちNo.1360　7月上旬号「特集　環境先進都市」参照）

自然を親しむ施設がいっぱい！
グルメは歴史の古い「とんてき」

四日市は自然に恵まれた場所であり、３月上旬は「日永（ひなが）梅林」や「南部丘陵公園（なんぶきゅうりょうこうえん）梅林」、５月中旬～６月中旬にかけては「彦佐川（ひこさがわ）のほたる」も有名です。そのほか、四日市市都市景観賞を受賞した「水と緑のせせらぎ広場」、四季折々の草花を楽しめる「昭和幸福村公園」、山羊や羊などと触れ合うことのできる「四日市市ふれあい牧場」など、家族連れでにぎわう場所も数多くあります。

一方、四日市市のグルメといえば「とんてき」。戦後間もない頃からお店に出ていたといわれ、分厚い豚肉と濃いめのたれ、そしてたっぷりのキャベツが添えられていることが特徴です。現在ではお店によって独自の味付けが工夫されており、市内のさまざまなお店で味わうことができます。

四日市には４つの上場企業が
保健師の求人も高所得が狙える？

四日市の製造業の中でもっとも事業所数が多いのは、「窯業・土石製品製造業」。これは地場産業である「四日市萬古焼（ばんこやき）」の存在が大きいでしょう。始まりは江戸時代とされていて、現在も多くの窯元が作品づくりを続けています。

四日市には倉庫・関連運輸業、銀行業などさまざまな業種の上場企業があります。具体的には「日本トランスシティ株式会社」「太陽化学株式会社」「アップルインターナショナル株式会社」「株式会社三重銀行」の４つです。これは保健師の求人にも影響があるようで、2015年8月27日現在「アポプラス　メディカルジョブ」にある産業保健師の求人の中には、年収850万円を目指せる大手企業の産業保健師の求人もあります。マネジメント業務を求めていますので、これまでの経験をもとにステップアップしたいと考えている方にはピッタリの求人情報ではないでしょうか。

四日市市には狙い目の保健師求人も！
目指したいならココをチェック

過去の失敗を乗り越え、すばらしい街づくりを進めている三重県四日市市。保健師として働きながら住み続けたいと考える方もいらっしゃるでしょう。魅力的な保健師求人がありますが、競争率が高くなることが予想されます。確実に保健師の仕事につくためには就職サポートも行っている、保健師・看護師を専門に扱う求人サイトの利用をご検討ください。たとえば「アポプラス　メディカルジョブ」は業界のパイオニア的存在で、多くの求人情報が集まってくるほか、履歴書の書き方や面接法を指導する就職サポートも無料で行っています。保健師の転職を考えている方の心強い存在となっていますので、ぜひお気軽にご利用ください。