2015年07月24日

こんにちは、保健師転職のアポプラス保健師ライターチームです。

神戸市と西宮市の間に位置する芦屋市。北に六甲山、南に大阪湾があり、自然に囲まれたのどかな風景が広がるところでもあります。一方で、兵庫県芦屋市といえば「高級住宅地」のイメージをもっている方が多いことでしょう。しかし高級住宅地があるのは芦屋市のほんの一部で、一般的な住宅も多いのです。主に山の手といわれる場所、阪急沿線より上部に高級住宅地が多く、JR芦屋駅・阪神芦屋駅周辺には一般的な住宅街が広がります。

一部の場所なのになぜ芦屋市には「高級住宅街」のイメージがついたのか？
保健師の求人情報があるのか？　など、具体的に探っていきましょう。

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芦屋市の「高級住宅街」のイメージは
田園調布に負けない「六麓荘」にあった！

芦屋市の山の手にある「六麓荘（ろくろくそう）」。ここは日本一ともいえる高級住宅街です。なんといっても、ここには「豪邸条例」というものがあり、家を建てるときの敷地面積は400平米以上という決まりがあります。400平米は坪数に換算すると、約120。つまり六麓荘には120坪以上の敷地面積をもつ家しか存在しないのです。現在の世帯数は約250世帯となっています。

そんな六麓荘は景観保護も徹底しており、電線はすべて地中に埋められているので「電柱」「電線」「信号」が一切ありません。道路は細いところでも幅６メートルとゆったりとした作りになっています。ここに住む人々は緑ゆたかな街づくりを目指して、敷地内には樹木を植え、花を育てるなどし、この景観を守るために協力しているそうです。この存在があるからこそ、「芦屋市は高級住宅街」のイメージが強くなったのではないかと考えられます。

芦屋市の観光地は
美術館や博物館など文化の香りが

芦屋市の観光地も、高級住宅街のイメージにあわせたような場所が多くあります。たとえば中国の陶磁器や書画など約１万点を所蔵する「エンバ中国近代美術館」、芦屋ゆかりの美術家の作品を中心に展示している「芦屋市立美術博物館」、二十世紀最高の建築家のひとりといわれるフランク・ロイド・フライト氏が設計した「ヨドコウ迎賓館」など、落ち着いた佇まいをみせる建物があります。

さらに芦屋市にゆかりのある、谷崎潤一郎氏の「芦屋市谷崎潤一郎記念館」、高浜虚子氏の「虚子記念文学館」などもあります。

芦屋市の保健師事情は
行政保健師・産業保健師とも厳しい状況

街全体が落ち着いた印象のある芦屋市の産業はあまり活発とはいえず、事業所数は3,145、うち「卸売・小売業」が841、「建設業」が130、「製造業」が73となっています。上場企業は「JCRファーマ株式会社」の１社とのみとなります。

このような状況で保健師の求人をみつけるのは厳しいと感じることでしょう。実際、平成28年度採用の行政保健師の募集はなかったようです。望みをつなぐとすれば産業保健師になりますが、探すためにはポイントがあります。最後のコーナーでご紹介します。

芦屋市で保健師になるには
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