2015年06月19日

こんにちは、保健師転職のアポプラス保健師ライターチームです。

枚方市は大阪市と京都市のほぼ中間あたりに位置し交通の便もよいことから、北河内のベッドタウンとして栄えてきました。また、京都府と奈良県にも接地しており、道路交通の面でいえば京都にも奈良にもすぐに行けるため、大阪府民ならず京都府民・奈良県民にも親しまれている街といえるでしょう。

枚方といえば「ひらパー（ひらかたパーク）」で有名な街ですが、ほかには何が有名なのでしょうか。
枚方市とは？　枚方市の保健師求人情報とは？　などお話しします。

枚方パークはUSJに次ぐ集客数
大阪魂を全面に押し出したその戦略とは？

年配の方にとっては、ひらかたパークといえば「枚方大菊人形」でしょう。NHKの大河ドラマを題材にとりあげ菊を あしらった人形を展示するなど、長期にわたり開催されました。しかし、製作する「菊師」の高齢化や後継者不足を理由に 2005年に閉幕。その後は2010年と2012年に期間限定で復活するなどしています。

一時期は閉園寸前まで追い込まれた枚方パークが復活を果たすためにチャレンジしたのが、大阪人が興味をもってくれる 宣伝でした。最初は、2009年にブラックマヨネーズの小杉竜一さんを「初代ひらパー兄さん」として起用。相方である 吉田敬さんとひらパー兄さんをかけた選挙を行うなどして盛り上げ、創立100周年にあたる平成24年度（2012年4月～2013年3月）
には94万人の集客に成功。翌年「2代目ひらパー兄さん」として起用されたのが、V6の岡田准一さん。なんと就任した年に 95万人を集客、さらには2014年に来園者100万人を達成するなど、現在も「超（スーパー）ひらパー兄さん」として活動をしています。
このような人を楽しませる宣伝などのおかげで、見事に生き残りをみせたのです。

「ひらかたパーク」だけじゃない！
「健康医療都市」を目指す枚方は保健師の求人も

枚方市の面積は65.12平方キロメートル。平成27年4月末現在、176,240世帯、人口406,667人となっています。 （枚方市ホームページより）観光スポットはひらかたパーク以外に「山田池公園」、立ち寄り温泉の「極楽湯」、入浴施設「スパバレ枚方南」などがあります。

枚方市の注目すべき要素に、誰もが健やかに暮らせる「健康医療都市」を目指している点があります。
「充実した救急医療」や「災害救護医療」の体制を整えたり、市民に健康な体づくりを積極的に目指してもらえるよう 「食育」や「スポーツ施設の充実」などにも取り組んだりするなど、あらゆる面からバックアップしています。
こうした街全体の取り組みにともない、保健師が活躍する場は増えていくことが期待できます。

枚方市には大学も多い
「健康医療都市」を目指すうえで医療人の育成にも注力

枚方市には「関西外国語大学」「大阪国際大学」「関西医科大学」「摂南大学」「大阪工業大学」「大阪歯科大学」という6つの大学があります。その中で「関西医科大学」「大阪歯科大学」「摂南大学薬学部・看護学部」といった医系大学が3ヶ所あるのも特徴のひとつ。次世代を担う医療人の育成を目指すとともに、先進的な技術の開発を目指そうとしています。
「大学」が多く「医療系」に注力している枚方市は、大学保健師や保健師が携わる仕事なども、今後増えていくことが 期待されます。

枚方市の保健師求人事情は他市町村と同じ
しかし今後の期待度は高い!?

枚方市のホームページによると、2015年は乳幼児健診や健康相談などの保健指導業務を行う臨時職員の募集があるようです。雇用期間は6カ月以内、時給は1,533円。勤務日や時間は相談に応じてもらえます。どの市町村でも同じですが、行政保健師として「正規雇用」されるのは現時点では難しいでしょう。　産業保健師のほうは、企業内診療所の保健師求人などがあります。
基本的に土日・祝日が休める、社会保険が整っている、残業がほとんどないなど、好条件の求人となっています。（2015年6月1日現在「アポプラス　メディカルジョブ」調べ）

こうしてみると現在の保健師求人事情は他の市町村と同様厳しいものがありますが、「健康医療都市」を目指す枚方市ならではの保健師を含めた医療関連の求人が増えていくことが期待できます。今後の枚方市の「保健師求人」に着目していきたいところです。
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