【保健師】求人・転職情報東京都の保健師事情。企業保健師の狙い目はこのエリアだ!
2015年01月19日
こんにちは、保健師転職のアポプラス保健師ライターチームです。
人気の企業保健師は、求人数が少なく応募が殺到するため、競争率が高いといわれています。 では、東京都の保健師事情はどのようになっているのでしょうか。
人口を見てみると東京都は全国1位で13,378,584人。2位の神奈川県が9,098,984人、3位の大阪府が、8,850,607人と、2つの都道府県と比べても400万人も多い地域です。(2014年10月の調査結果)
人口が多いということは、一般的に少ないといわれている企業保健師といえども就職先は多いのでしょうか?実態はどうなのか、狙い目のエリアなどがあるのかなど、ご紹介していきます。
人口も企業数も日本一
東京23区の保健師数はやっぱり多い?
産業保健師就業実態調査研究事業報告書によると、全国にいる保健師約46,000人のうち、行政保健師は30,000人、そのほかの保健師16,000人のうち、企業保健師は約2,500人といわれています。
この数だけをみると、企業保健師数はかなり少ない数字といえるでしょう。
一方、総務省統計局が平成21年7月に調査を開始し、平成23年6月に発表した結果をみると、 都道府県別の企業数の第1位は東京都で594,212、2位は大阪府の449,755、3位が愛知県の344,523、となっています。
人口が多く、企業数が多い東京都については、全体的に少ないとはいえ、全国で比べると、保健師の数は多いと考えてよいかもしれません。
東京23区内の企業数は?
1位~6位までが20,000以上と大接戦!?
企業保健師は、企業に勤める保健師のこと。企業が多い地区ほど、保健師の数も多いと考えると、東京23区内での企業数はどうなっているのか、気になるところですね。
先ほどと同じ、総務省統計局が平成23年に発表した結果によると、
企業等数は中央区が1位で25,679。2位が港区で25,594。3位が大田区で24,125。4位が新宿区で23,088。5位が足立区で21,193、6位が千代田区で21,125と続きます。
7位~21位も10,000以上、22位の目黒区が8,378、23位の荒川区が8,111と少し低くなります。
上位6位の区が企業数が多く、企業保健師の数も多い人気のエリアということがいえるかもしれません。
東京都はやはり保健師の求人が多い!
専門の保健師求人サイトで調べてみると・・・?
ここまでは、東京都の人口や企業数をみることで、東京の企業保健師の人気エリアを探ってきました。
残念ながら「保健師の数」というデータがないため、具体的にどのエリアの企業保健師が狙い目か?ということはハッキリとお話しすることができません。
しかし、「アポプラス メディカルジョブ 看護師求人サイト」で求人検索をすると、『エリア:東京都 資格:保健師』という条件では104件の求人が見つかります。
一方企業数第2位の大阪府で検索すると59件の求人が、3位の愛知県で検索すると86件の求人が見つかります。(2015年1月8日現在)
このことから、東京での保健師の求人は他府県に比べて多いといえるでしょう。
東京都内の企業保健師狙い目エリアは中央区? 就職先を探すときの参考にしてください
いろいろなデータをみてきましたが、いかがだったでしょうか?
保健師の数は全体的に少ないうえ、人気の企業保健師は保健師全体の5%と少ないことがわかっています。ただ、そんな中でも企業数の多い都市部、特に東京都23区は企業数が多いので、保健師の求人も多い地区と考えてよいでしょう。
東京23区内での狙い目のエリアは、企業数の多い上位6区(中央区・港区・大田区・新宿区・足立区・千代田区)といってよいかもしれません。どうしても企業保健師として働きたい方は、東京での就職を考えるのもひとつの手です。
ただし、実際に自分にあった職場を探すのが先決ですから、企業数が多いからと東京にこだわる必要はないでしょう。
ここでお話ししたことは、ひとつのデータとして考えていただき、就職先を探す際は、専門の求人サイトで情報をしっかり吟味していただくことをおすすめします。
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