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【保健師】求人・転職情報看護師の退職理由の伝え方-転職時の面接や職場でどう話すべき?

公開日:2024年06月19日

こんにちは、保健師転職のアポプラス保健師ライターチームです。

看護師として働く中で仕事をやめようと決意したとき、なるべく円満に退職して次の職場での仕事をスタートさせたいと考えます。また、希望の職場へ就職するために、面接においてどのように退職理由を伝えたら好印象をもってもらえるのか知りたいと考えている方も多いでしょう。

本記事では、看護師が退職する主な理由や転職面接時の退職理由の伝え方、職場で円満退職するための退職理由の伝え方などを紹介します。

目次

看護師を退職する主な理由

看護師を退職する主な理由

ここでは、看護師が退職する際の主な理由を4つ紹介します。実際に退職する理由によって、転職時の面接で伝える理由が変わるため、看護師によくある退職理由を把握するとともに、自分が退職したい理由に近いものがどれかを確認しましょう。

ライフステージの変化(結婚や出産、子育て、転居など)

結婚や出産、子育て、引っ越しなどのライフステージの変化によって退職を考える看護師は多くいます。現在、男女の働き方が均一化されてきているとはいえ、まだまだ子育ては女性が中心の家庭も多いでしょう。看護師として働いている人の男女比は、現在も女性が多いため、出産や子育てで一度退職し、子育てが落ち着いてきたころに再就職する看護師も多いようです。

大きな病院であれば、子育てをしながら働きやすい部署への配置転換が可能ですが、小さなクリニックの場合は異動ができず、退職せざるを得ないでしょう。また、ライフステージの変化による退職理由として、配偶者の転勤もよく挙げられます。配偶者が全国に拠点がある企業や自衛隊などに勤務していると転勤が頻発し、転職をする看護師も多くいます。

キャリアアップやキャリアチェンジのため

キャリアアップやキャリアチェンジというポジティブな理由により退職する看護師も多くいます。看護師の仕事にやりがいを感じ、誇りをもっている方は、さらにスキルや経験を積んでいきたいと考えるでしょう。

大きな病院であれば、人事異動を希望して配置転換してもらう方法もありますが、小さなクリニックでは学べることが限られてしまいます。そのため、より幅広い分野を学ぶ目的で退職を考える看護師もいるのです。

また、病院で勤務する中で病気や怪我を未然に防ぐ「予防医療」の重要性を実感し、保健師に転職したいと考える看護師もいます。

業務内容や待遇への不満

看護師の業務は、肉体的にも精神的にもハードになりやすいといわれています。患者様という人を対象とした仕事であるため、肉体労働は必然的に多くなり、人手不足の病院やクリニックであれば残業も発生しやすくなるでしょう。とくに、病棟勤務では夜勤や通しなども発生するため生活リズムを崩してしまう人も多くいます

また、就職面接時と実際に働き始めたあとで仕事内容にギャップを感じるケースもあります。病院側は人手不足の解消を目的に、多くの看護師を採用したいと考えるため、なるべく条件がよくみえるように採用活動をおこなう場合があります。そのため、業務内容や待遇に不満を抱え、退職したいと考える看護師が多いようです。

勤務環境や人間関係への不満

勤務環境や人間関係の問題により転職する看護師は多くいます。病棟勤務をしていると、師長や主任などの上司とうまく関係が築けない、同期の看護師と連携がうまく取れない、一部の看護師とトラブルがあり孤立しているなど、人間関係の問題が生じることがあるでしょう。

病院やクリニックによっては、いわゆる「お局さん」と呼ばれる看護師の存在が問題視される場合があります。病院の経営者側からはベテランで頼りがいのある看護師として認知されていても、必要以上に強く指摘するために同じ職場で働く看護師が精神的にダメージを受けてしまっているというケースもあります。

人間関係のトラブルは、職場の人にしかわからない場合も多く、病院側が改善につなげられず、退職してしまう看護師も多くいると考えられるでしょう。

看護師の面接時の退職・転職理由の伝え方

看護師の面接時の退職・転職理由の伝え方

ここでは、面接時に退職・転職理由をどのように伝えたらよいか迷っている看護師の方に向けて、理由を伝える際のポイントを紹介します。採用担当者に好印象をもってもらうためには、退職理由によって伝え方を変えるコツが必要です。転職時にマイナスの印象を与えたくない、高評価を得たいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

ありのままを伝えるのが基本

転職時に前職の退職理由を聞かれたら、基本的にありのままの理由を伝えましょう。例えば、結婚や出産、育児などのライフイベントが理由の退職は、毎年一定数発生するものです。前職の職場や人間関係に不満がありやめたわけではないため、そのまま伝えることをおすすめします。ありのままの理由を伝えたあとに、志望動機につなげ、前向きな姿勢をアピールするとよいでしょう。

自身のキャリアプランややりがいを明確にしておく

転職面接では、前職の退職理由を伝えるとともに、今後どのように働いていきたいかもあわせて伝えるようにしましょう。スキルアップやキャリアアップは、転職ではよくある理由の一つですが、具体的なキャリアプランを示せると、周りとの違いを印象付けられます。転職面接時に、退職理由からスムーズに将来の働き方について伝えられるよう、事前に自身のキャリアプランややりがいを明確にしておく必要があります。

看護師から看護師への転職だけでなく、保健師など別の職業に転職したいという方もいるでしょう。保健師に転職したい場合は「予防医療に携わりたい」「企業で働く人々の健康をサポートしたい」など、その理由を明確に伝えられるようにしておくことが重要です。

ネガティブな理由はポジティブに言い換える

退職の意思を伝える際は、理由も伝える必要があります。ネガティブな言葉を並べて退職理由を伝えるのは避けましょう。たとえ、職場での人間関係がうまくいかない、仕事が多忙すぎる、給料に見合っていないなどネガティブな理由で退職したいと考えた場合でも、そのまま伝えてはいけません。不満はストレートな言葉で伝えるのではなく、ポジティブな言葉に変換して伝えましょう

問題に対してどのように対処したか、次の職場での目標をすでにもっていることなどを伝えると、前向きな退職であると感じてもらえます。また、退職したい理由は一つではないケースも多くあるため、いくつかの理由の中から前向きな退職理由を見つけ出し、伝えることをおすすめします。

退職理由・転職理由の伝え方の例文

ここでは、面接時の退職理由・転職理由の伝え方の例文を紹介します。

スキルアップやキャリアアップが目的で転職する場合は、以下をご参考にしてください。
「私は新卒で入社してから6年間小児内科で経験を積んできました。小さな患者様と向き合っていく中で、まだまだ多くのスキルが足りていないことを実感し、より幅広い分野の経験とスキルを磨いていきたいと考え、転職を決意しました。貴院は急性期から回復期、在宅医療の分野までさまざまな経験を積める環境が整っており、さらには積極的に勉強会や講習会を開催しているとお伺いし、看護師としてさらに幅広い経験を積んで成長できると確信したため志望いたしました。」

前職の人間関係に問題があり転職する場合は、以下をご参考にしてください。
「私は、看護師として患者様一人ひとりにあった看護を提供するために、職場の仲間と連携を取り仕事をおこなうのが大切だと考えており、看護師同士が尊重しあい信頼関係を構築していくための行動に努めていました。しかし、前職では人手不足の影響により看護師同士のコミュニケーションが不足していると感じました。患者様に最適な看護を提供するために、チームケアを大切にしている環境で仕事をしたいと考え、転職を決意しました。」

看護師から保健師へ転職する場合は、以下をご参考にしてください。
「看護師として働く中で、不規則な勤務時間や業務量の多さによって体調を崩してしまい、休職したことがありました。このような経験から予防医療の重要性を実感し、働く人々の健康を守る保健師として働きたいと思い、転職を決意しました。看護師として働いた経験を活かして働く人々に寄り添い心身のコンディションを整えることで、保健師として貴社に貢献していきたいと思っています」

看護師から保健師に転職する場合、看護師として働く中で培った強みや医療の現場での経験をどう活かしていきたいのかを伝えると、魅力的なアピールになるでしょう。

嘘は絶対につかない

退職理由で嘘をつくのは避けましょう。伝えられた内容が嘘であると相手が気づけば、信用を失いかねません。内定をもらった後に嘘が発覚すれば、内定が取り消しになるおそれもあります。

採用担当者は、多くの面接経験を通してさまざまな求職者をみてきています。そのため、嘘を簡単に見抜いてしまう担当者もいるでしょう。嘘をついているとわかれば印象や評価は悪くなってしまうため、転職活動がうまく進展しなくなってしまいます。面接で退職理由を伝える際は、必ず本当の理由を伝えましょう。

看護師が職場へ退職を伝える際のポイント

看護師が職場へ退職を伝える際のポイント

ここでは、現在の職場をスムーズかつ円満に退職するための説明の仕方や意識すべきポイントを紹介します。良好な関係のまま退職し、心置きなく次の仕事に専念したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

細かい理由は話さなくともよい

退職を上司に申し出る際、必ずしも具体的な理由を話す必要はありません。ネガティブな理由であれば、あえて詳細を伝えないほうがスムーズに退職の手続きが進む場合もあるでしょう。

例えば、上司との関係がうまくいかず退職を決意した場合は、詳細を伝えてしまうとさらなるトラブルに発展してしまうおそれがあります。退職時にもめ事が発生すれば、退職手続きが滞ってしまう可能性もあるでしょう。そのため、無理に詳細を伝える必要はなく、退職したいことだけを伝えるのがおすすめです。

引き止められた場合を考える

慢性的な人手不足により多忙な職場では、退職を申し出たときに引き止めにあう可能性があります。例えば、職場の人間関係に悩み退職を申し出た場合、部署の配置転換により解決できるとして、退職を引き止められるケースがあります。一度引き止めにあってしまうと退職日がどんどん遅くなってしまうため、引き止めにあいにくい伝え方をすることが大切です。

退職手続きをスムーズに進めたい場合は、先に転職先を決めておくのがおすすめです。次の職場での勤務開始日が決まっていれば、退職を引き止めにくいでしょう。

可能な限り円満退職を心がける

退職をスムーズに進めるためには、可能な限り円満退職を心がけるとよいでしょう。そのためにも、退職理由を伝える場合は、前向きな印象を与えられる伝え方を意識します。

ネガティブな理由を伝えてしまうと、退職までの職場の人間関係が悪くなってしまう可能性があります。新しい分野に挑戦したい、より専門性を高めたいなど、ポジティブな理由を伝えて円満退職を意識しましょう。

退職スケジュールは早めに相談を

円満退職するためには、退職までのスケジュール計画を立てることが大切です。突然退職を伝えてやめてしまうと職場の業務が回らなくなってしまい、大きな迷惑をかけてしまいます。

まずは、希望退職日を決めて、それまでにどのような準備が必要か洗い出しましょう。引き継ぎの必要な看護業務があれば、引き継ぎをおこなう期間を確保したうえで早めに退職の旨を伝えなければなりません。病棟勤務であればシフト調整も必要になるため、退職希望日の3カ月前には直属の上司に退職の意思を伝えましょう。

まとめ|看護師の退職は理由によって伝え方を工夫しよう

看護師が転職面接で退職理由を話す際は、採用担当者に好印象をもってもらうためにも、ポジティブな理由を伝えましょう。そのうえで、志望動機やキャリアプランにつなげることで、仕事に対して前向きな姿勢を示せます。

また、職場では円満退職のために詳細な退職理由を伝えないのも一つの手です。職場の人間関係が理由で退職する場合、詳細を伝えてしまうと新たなトラブルを生んでしまうかもしれません。

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