【保健師】給料産業保健師の平均年収（給料）はどれくらい？年収アップするための方法も解説
2023年08月04日
こんにちは、保健師転職のアポプラス保健師ライターチームです。
保健師の勤務先には、民間企業や行政機関、病院、学校など様々な職場がありますが、職場によって収入には差が出てきます。産業保健師として働きたい方、いま産業保健師として勤務していて年収アップを目指している方のために、産業保健師の給料や待遇、収入を増やすためのポイントについて、詳しくご説明していきます。
保健師の全体の平均年収（給料）
厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、2022年の保健師の全体の平均年収（給料）は「481万2,800円」となり、平均月収は33万3,800円、平均賞与は80万7,200円となりました。調査対象の平均年齢は42.4才、勤続年数が9.4年です。令和3年の同調査による前年（2021年）の保健師の平均年収は480万6,500円となり、ほぼ横ばいで推移しています。
なお、「令和4年賃金構造基本統計調査」による看護師の平均年収は508万1,300円となり、保健師の平均年収と大きな差はありませんが、看護師の方が27万円ほど高いことがわかります。これは保健師が日勤勤務のみの働き方が中心であるのに対して、看護師は夜勤が発生することが多く夜勤手当が付くことから、保健師よりも平均年収が高くなっていると考えられます。
出典：厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2022/index.html
「産業保健師」の平均年収（給料）はどれくらい？
保健師の年収は、産業保健師、行政保健師、学校保健師などの職場によって差がありますが、民間企業で働く産業保健師の給与相場はどれくらいなのでしょうか。一般的に、産業保健師の平均年収は450万円前後といわれています。500万円前後といわれている行政保健師の平均年収や、令和4年賃金構造基本統計調査による保健師全体の平均年収よりも、低めの水準となります。ただしこれは平均値であるため、勤務先や経験によって年収が変わってくるというのが事実です。
産業保健師は所属する会社の一職員という立場となるため、給与体制も就業先の会社の規定に準じることになります。働く場所は大手企業、中小企業など様々ありますが、企業の規模や業績、雇用形態などによっても給与水準が違うため、どの会社で働くかによって年収は大きく変わってきます。また、公的機関で公務員として働く行政保健師の給与は安定していますが、産業保健師は勤務先の企業の業績によっては、賞与が多い年もあれば大幅なカットがなされることもあり、年収の変動が起こりやすいという傾向もあります。
なお、産業保健師ならではの待遇面のメリットに、大手企業などでは「福利厚生」や「各種手当」が充実している点があります。勤務先の企業にもよりますが、住宅手当、家賃補助、家族手当、財形貯蓄制度、保養所などの余暇施設など多岐に渡り、給与以外でも好待遇が期待できます。
産業保健師が年収アップするための方法
■長く勤続して昇給を目指す
大手企業などで産業保健師として勤務している場合、同じ職場で長く働くことによって、勤続年数に応じた昇給があったり、経験を積んで役職に就くことで役職手当がもらえたり、収入を増やすことにつながります。
派遣や契約社員などの非正規雇用で働く場合は、勤続年数に応じた昇給が見込めないこともありますが、経験・知識を高める等のメリットは考えられますので、事前によく確認しておきましょう。
■給与条件のよい職場に転職する
同じ産業保健師として働くのでも、勤務先によって年収は大きく変わります。現在の職場で長く働いても給与アップが期待できないのであれば、給与条件のよい企業へ転職するのも一つの方法です。
ただし、給与面ばかり重視して安易に転職してしまうのではなく、会社が変われば産業保健師としての働き方にも違いが出てくることを理解し、総合的に見極めることも大切です。気になる求人がありましたら、職場状況や働き方について詳細にお伝えさせていただきますので、アポプラス保健師・看護師までお気軽にお問い合わせください。
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